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大島優子、声がずっとコンプレックスだった 「歌はイヤです」

 AKB48を卒業してちょうど1年。ドラマ、映画に立て続けに出演し、女優として大活躍中の大島優子が映画『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』で声優に挑んだ。そんななか明かしてくれた大島優子の“いま”とは。

AKB48卒業から1年。大島優子が語る“いま”(写真:鈴木一なり)

AKB48卒業から1年。大島優子が語る“いま”(写真:鈴木一なり)

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◆一つひとつの出来事は全部自分のため

――好評だった主演ドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』(TBS系)の次は、国民的アニメ映画『アンパンマン』での声のお仕事ですね。
【大島】 今回の作品は、アンパンマン映画の27作品目で、私も27歳なんです。運命を感じますね(笑)。今作で登場するヒロイン、ランプの精霊「ミージャ」に抜擢していただき、また皆さんから愛されるキャラクターのなかのひとりを演じさせていただき、とても光栄です。ギネス記録にもなるくらい、アンパンマンってものすごく多くのキャラクターがいると思いますが、そのなかに私が声を吹き込んだキャラクターが新しく誕生したということがとても嬉しかったです。

――さっきもスタッフさんと、この“ミージャ”というキャラクター、まさに大島さんですよねって話していました。
【大島】 性格もとても似ていますね。おてんばで、気が強くて、ひとりで何でもできるってちょっと過信しちゃっているところとか(笑)。でも、アンパンマンや仲間たちとの交流から、仲間の大切さや、ひとりでは何もできないことに気づきます。仲間がいると可能性が広がるという部分が、私自身も感じたことがある想いだったので、そこも似ているなって思いました。

――いま大島さんが話してくれたことですけど、グループで仲間といたときと、個人としての現在、どのように変化がありましたか?
【大島】 全然違いますね。“ひとり”だと責任感が違います。グループにいるときは、観客全員が私ひとりのことを観ているわけではなかったり、もしミスしても誰かがフォローしてくれたり、“逃げ場”があったと思うんです。あと“ホーム”という帰る場所がある。それがベースにあったんです。でもひとりになったら、当たり前ですけど発した言葉や行動の結果が全て自分に返ってくる。その重さが違います。そして、それがすべて自分の未来につながっていくんです。だから、いまの一つひとつの出来事は、全部自分のためだし、自分の責任なんだなって痛感しています。

◆芝居に“無限”を感じている

――いまどんどん新しいチャレンジをしています。それは怖い? それともワクワク?
【大島】 (即答で)ワクワク! 今回もアフレコをしたのが『ヤメゴク』の撮影中だったので、声が全然違うんです。ドラマではずっと低い声を出していたから、ミージャの高い声出るかな? って(笑)。そして、ミージャをどんなキャラクターにしようってすごく考えたんです。でもやってみたら新しいチャレンジだからこそ、全く新しい声が出たので、今まで自分になかった幅が広がったって感じて、ワクワクしてドキドキしてどんどん気持ちが乗っていきました。私は好奇心が旺盛だから、チャレンジすることが好きなんだと思います。

――自分の声に対してはどう思っている?
【優子】 ずっとコンプレックスでした。でも、少しずついろいろな声が出せるようになって、作品によって声色が変わるのが楽しくなりました。

――では、お芝居に対してはどう感じている?
【大島】 本当にいろいろなことを思います。今回のように声で演じることも芝居だし、手だけを映すシーンも手先の動きで性格が表れたりして芝居になりますし、表現の数に際限がなく、未知の世界が広がっているんです。だから昔から芝居が好きだし、ずっと続けられそうだな、続けたいなって思います。作品に参加するたびに本当にいろいろなお芝居に出会っていて、“無限”を感じています(笑)。

――そんな大島さんがいま演じてみたい役は?
【大島】 『ヤメゴク』でアクションをやらせていただいたのもあって、身体を動かすのが得意だし好きだから、“ショー”をテーマにした作品に出演してみたいです。私、身体を動かさないと見栄えがしないんです(笑)。

――ミュージカルとかは?
【大島】 (即答で)歌はダメです!(笑)

――前からそれ言いますよね?(笑)
【大島】 (笑)舞台は絶対やります! でも歌はイヤです!!
(文:ジェントル)

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