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新作『テラスハウス』制作決定、住人募集開始 米Netflixとタッグ

 フジテレビは17日、東京・台場の本社で、今秋に日本市場に参入する有料動画配信の世界最大手、Netflix(ネットフリックス)と共同で会見を開き、『テラスハウス』の新作『TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING』(仮)と、連続ドラマ『アンダーウエア』(英題:Atelier)の2つのオリジナルコンテンツを制作、供給することを発表した。両作品とも日本でのネットフリックスのサービス開始と同時に、放送に先駆け独占Premiere(先行)配信される。

 『テラスハウス』は、2012年10月12日から14年9月29日に同局系で放送されていたリアリティーショー。海の見えるシェアハウスに同居する男女6人の青春模様を記録し、10〜20代の若者を中心に多くの支持を得た。地上波放送だけでなく、未放送のサブエピソードなどのオリジナル映像を配信した番組公式YouTube動画が、累計2億8000万回の再生数を記録。

 今年2月にはテレビシリーズのその後を伝える映画『テラスハウス クロージング・ドア』も公開され、週間興行収入ランキングで初登場1位を獲得し、最終的な興収も副音声版を含めて累計12.7億円を上げている。番組復活を望む声がある中、新作の制作が決定。きょうより公式サイトで“全世界から”新たな住人を募集する。

 『アンダーウエア』は、完全新作のオリジナルドラマで、東京・銀座の高級下着メーカーに就職した主人公が、新たな世界で戸惑いながらも奮闘、成長し、幸せをつかんでいくサクセスストーリーとなる。

 ネットフリックスは、米カリフォルニア州ロス・ガトスに本社を置く有料動画配信会社。2007年より動画配信を開始して以来、会員数は増加の一途をたどり、2010年のカナダ進出を皮切りに海外展開を急ピッチで進めている。世界50ヶ国に進出済み(5月現在)で、会員数は6200万人以上。日本をはじめアジア、さらに16年末までには世界中どこでも利用可能となることを目指している。

 YouTubeが主に視聴無料、広告で収益を得る「ADVOD」と呼ばれるビジネスモデルなのに対し、ネットフリックスは日本テレビ放送網傘下のHuluや、NTTドコモ・エイベックス系のdTVなどと同じ月額料金をユーザーから集め、広告なしの映画やドラマを視聴量無制限で提供する「SVOD」というモデル。

 米国ではケーブルテレビよりも低料金のネットフリックスを利用する人が続出し、全世帯の4分の1に及ぶ成長を遂げている。独自ドラマの製作・配信にも力を入れており、『ハウス・オブ・カード』(13年)の大ヒットで話題を呼んだ。日本の感覚でいう「映像配信」サービスというより、テレビ放送のチャンネルの一部に近いイメージで定着しつつある。



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