• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

野田秀樹 幻の舞台『障子の国ティンカーベル』が再演決定

 舞台『赤鬼』や『THE BEE』など数々の作品を手掛ける演出家・野田秀樹の“幻の作品”と呼ばれる舞台『障子の国のティンカーベル』の再演が決定した。同作が野田25歳のときに正月の3日間を返上し書き上げた作品で、主役を演じる女優・毬谷友子が「この作品を演じたい」と野田に依頼したことから、長い年月を経て昨年ようやく実現した。

舞台『障子の国のティンカーベル』で主役を務める女優・毬谷友子

舞台『障子の国のティンカーベル』で主役を務める女優・毬谷友子

写真ページを見る

 物語は“障子の国”こと“日本”を舞台に繰り広げられるファンタジー。ピーター・パンの物語に登場する妖精・ティンカーベルを主人公に、人形に恋をしたピーターと、そのピーターに恋した妖精ティンクの恋愛模様を描く。同作は、野田作品には珍しい「歌」も随所に散りばめられており、椎名林檎らのメロディに合わせて野田の「言葉あそび」の世界が繰り広げられる。

 主演の毬谷友子は宝塚歌劇団を退団後、イングランドの歴史ある劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー芸術監督エイドリアン・ノーブルに教えを受け、蜷川幸雄演出の『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』や野田秀樹演出の『贋作・ 桜の森の満開の下』など、数々の作品で高い評価を受けている。

 今回演出を手掛けるのは、想像力を活かして豊かな表現を生み出すフィジカル・シアター演出家、マルチェロ・マーニ。野田の盟友でもあり、俳優としても活動をするマーニは、野田の演出する作品『THE BEE』にも出演している。

舞台『障子の国ティンカーベル』は7月12日(日)から東京芸術劇場シアターウエストで行われる。

⇒舞台『障子の国ティンカーベル』公式サイトはコチラ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索