シンガー・ソングライター椎名林檎のアルバム『逆輸入 〜港湾局〜』(昨年5月発売)が、第5回目となる『ミュージック・ジャケット大賞2015』で大賞を受賞した。候補50作品の中から大賞に選出された椎名は「我々の作品を取り上げてくださりありがとうございます。しかも大賞だなんてほんとうにもったいなく、光栄です」と喜んだ。
本作は、SMAP、TOKIO、PUFFY、栗山千明、真木よう子ら名だたるアーティストたちに提供してきた楽曲を、椎名が“逆輸入”する形で初めてセルフカバーした作品。CDジャケットのデザインを担当した木村豊氏(Central67)は「タイトルである『逆輸入』を受け、『コンテナ埠頭で撮影したい』というデザイナーに、『じゃあ花魁の格好をしたい』と答えるミュージシャンあっての大賞だと思っています」と解説した。
椎名は「毎度打合せ時よりおもしろおかしく取り組んでおります。ますます全身全霊、半笑いのまま制作して参りたいです」と今後の作品作りにも意欲をみせ、木村氏は「毎回無茶な撮影に付き合っていただく椎名さん、スタッフの皆様に感謝いたします」とコメントした。
準大賞にはシンガー・ソングライターAimer(エメ)のミニアルバム『誰か、海を。EP』(昨年9月発売)、英ロックバンドのピンク・フロイドのアルバム『永遠(TOWA)』(昨年11月発売)の2作品が選ばれた。
『誰か、海を。EP』のジャケットを手がけたアートディレクターの松田剛氏(quia)は「深い海の底に漂うアーティストと、そこに差す一筋の光を表現するために、天井にプールを創ったり、試行錯誤を重ねた」と説明。Aimerは「スタッフさん総出となって、やっとの思いで“宙を飛んで”撮りました。そんな一枚がこうした賞をいただけたこと、なおさらうれしく感じています」と喜びをかみしめた。
ピンク・フロイドのディレクター・白木哲也氏(ソニー・ミュージックレーベルズ)は「神秘的なアートワークを手がけたのは、(イギリスのデザイングループ)ヒプノシスで数多くの傑作を作り上げたオーブリー・パウエルとデザイン集団Stylorouge。雲の川に漕ぎ出してゆく男の力強いイメージのコンセプトは弱冠18歳のアハメッド・エマッド・エルディンによるもの」と解説した。
一次審査で最も得票数が多かった作品に贈られる特別賞は、電気グルーヴのアルバム『25』(昨年10月発売)に決定。アートディレクターの田中秀幸氏(フレイムグラフィックス)は「世代的にレコード、CDジャケットには思い入れがあるので、デザイナーとしてとてもうれしいです」とコメントを寄せた。
今年度は、日本レコード協会会員社から2014年4月1日〜12月31日の期間内に発売された国内制作の音楽CD(洋楽を含む)が対象。一次審査では会員社がエントリーした作品の中から、正会員社のデザイン業務担当者が自社タイトル以外で秀逸と思われる作品を選び、得点の高い順に大賞候補の50作品を決定。続く二次審査は、特設サイト及び特設会場で一般投票を行い、大賞ほか受賞作品を決定した。
■歴代『ミュージック・ジャケット大賞』受賞作品
第1回(2011年):桑田佳祐『MUSICMAN』
第2回(2012年):きゃりーぱみゅぱみゅ『もしもし原宿』
第3回(2013年):Yun*chi『Yun*chi』
第4回(2014年):miwa『Delight』
本作は、SMAP、TOKIO、PUFFY、栗山千明、真木よう子ら名だたるアーティストたちに提供してきた楽曲を、椎名が“逆輸入”する形で初めてセルフカバーした作品。CDジャケットのデザインを担当した木村豊氏(Central67)は「タイトルである『逆輸入』を受け、『コンテナ埠頭で撮影したい』というデザイナーに、『じゃあ花魁の格好をしたい』と答えるミュージシャンあっての大賞だと思っています」と解説した。
準大賞にはシンガー・ソングライターAimer(エメ)のミニアルバム『誰か、海を。EP』(昨年9月発売)、英ロックバンドのピンク・フロイドのアルバム『永遠(TOWA)』(昨年11月発売)の2作品が選ばれた。
『誰か、海を。EP』のジャケットを手がけたアートディレクターの松田剛氏(quia)は「深い海の底に漂うアーティストと、そこに差す一筋の光を表現するために、天井にプールを創ったり、試行錯誤を重ねた」と説明。Aimerは「スタッフさん総出となって、やっとの思いで“宙を飛んで”撮りました。そんな一枚がこうした賞をいただけたこと、なおさらうれしく感じています」と喜びをかみしめた。
ピンク・フロイドのディレクター・白木哲也氏(ソニー・ミュージックレーベルズ)は「神秘的なアートワークを手がけたのは、(イギリスのデザイングループ)ヒプノシスで数多くの傑作を作り上げたオーブリー・パウエルとデザイン集団Stylorouge。雲の川に漕ぎ出してゆく男の力強いイメージのコンセプトは弱冠18歳のアハメッド・エマッド・エルディンによるもの」と解説した。
一次審査で最も得票数が多かった作品に贈られる特別賞は、電気グルーヴのアルバム『25』(昨年10月発売)に決定。アートディレクターの田中秀幸氏(フレイムグラフィックス)は「世代的にレコード、CDジャケットには思い入れがあるので、デザイナーとしてとてもうれしいです」とコメントを寄せた。
今年度は、日本レコード協会会員社から2014年4月1日〜12月31日の期間内に発売された国内制作の音楽CD(洋楽を含む)が対象。一次審査では会員社がエントリーした作品の中から、正会員社のデザイン業務担当者が自社タイトル以外で秀逸と思われる作品を選び、得点の高い順に大賞候補の50作品を決定。続く二次審査は、特設サイト及び特設会場で一般投票を行い、大賞ほか受賞作品を決定した。
■歴代『ミュージック・ジャケット大賞』受賞作品
第1回(2011年):桑田佳祐『MUSICMAN』
第2回(2012年):きゃりーぱみゅぱみゅ『もしもし原宿』
第3回(2013年):Yun*chi『Yun*chi』
第4回(2014年):miwa『Delight』
2015/05/14



