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羊毛とおはな・千葉はなさんの手紙公開 お別れ会は5・14

 今月8日に36歳という若さで亡くなったアコースティックデュオ・羊毛とおはなのボーカル、千葉はなさんが生前ファンに向けて書いた手紙が17日、ブログで公開された。また、お別れ会を5月14日に都内の教会で行われることも発表された。

 「ファンの皆様へ」と題したエントリーで更新されたブログでは、所属事務所の代表・小山奈々子氏の「ある日いつものように富山の実家へ顔を見に行くと、ベッドにいるはなから笑顔で手紙を渡されました」と手紙公開までの経緯がつづられるとともに、お別れ会の開催を報告。「ファンの皆さんにはこの手紙を読んでいただき、少しでも笑顔になって見送っていただけましたら幸いです」とのメッセージが添えられている。

◇以下、千葉はなさんの手紙全文

ファンの皆さまへ

こんな形で報告ということになり、驚かせてしまい申し訳ありません。
私、千葉はなは2012年7月に乳がんが発覚し手術いたしました。
化学療法の治療はしなかったのですぐに復帰することが出来、仕事に戻ることが出来ました。

ですがその1年後の2013年9月に同じ場所からの再発が発覚しました。

それはちょうど10周年コンサートの1ヶ月位前で、ライブを中止にするか迷いましたが、
今度は東洋医学のほうで治療しようと決意し、ライブとの両立が可能だったので、
10周年ライブを無事終えることが出来ました。
その後食事療法や漢方などを徹底して行いましたが、
徐々に体力も落ちていき2014年6月再手術を決意しました。

手術後は実家に戻り、家で療養しておりましたが病状は悪化してゆきました。
2014年11月に地元の病院に行きましたところ、他に治す治療はないと言われ、
クオリティー・オブ・ライフ(QOL)を上げる治療に入り、12月ごろには歩くのもままならなくなりました。

2015年に入ってからは酸素マスクが欠かせなくなり、
車いすに乗りだんだんと外出することもできなくなって、食事もとれなくなりました。

今の時点で私は余命1カ月を切っていると自覚しています。

そんな中、東京から相方の羊毛くん、マネージャーでもあり大親友でもある小山奈々
子さん、友人や地元の仲間であるグラーバたちも来てくれ、心が晴れやかになりました。
実は病気のことはほとんどの人に話していません。なので寝耳に水だった方も多いかもしれません。

本当は治癒するつもりでした。
そしてその経験を本に書いて同じような病気を背負っている方たちを励ますことができたらとずっと考えていました。
ですが悲しい本は書きたくないので出すのを断念します。

人は面白いものです。自分が死んでゆくのを悟れるものだとわかりました。

その悟りをしたあとは気持ちが晴れ、すごく楽になりました。
私はもともと人が死ぬことを悲しいという風に思っていませんでした。
むしろ卒業というような喜ばしいことだとどこかで感じて生きていました。
なのでそれもあり全然死に対しての恐怖もなくつらさもなかったです。

周りで支えて下さった方には寂しい気持ちにさせてしまったかもしれません。
ですが私は今とてもワクワクしています。皆さんとひとつになれるような気がするからです。
私の身体はなくなっても、私は存在します。だから悲しまないでください。

そして羊毛とおはなの曲はもちろん、羊毛さんの新しい活動「THE BOCOS」の曲も聴いて下さるとうれしいです。

これまでたくさん羊毛とおはなを聞いて下さった皆様、応援して下さった皆様、
ライブに来て下さった皆様本当にありがとうございました。
ライブは出来ませんがまたお会いできると信じています。

2015年3月21日
千葉 はな



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