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広瀬すず、声優初挑戦 細田守監督『バケモノの子』ヒロイン役

 女優の広瀬すずが、細田守監督の最新劇場アニメ『バケモノの子』(7月11日公開)でヒロイン役に抜擢され、声優に初挑戦していることが12日、わかった。アフレコを終えた広瀬は「自分のイメージを越えたものにしたいというプライドを持って挑みました。非現実的な世界観だからこそ、役者さんたちがリアルに近づけることで感動を与えることができると今回の経験から学びました」。そんな広瀬に演出をした細田監督は「想像以上の素晴らしい表現力でひっくり返りました。その表現力のダイナミックさ、情報量の多さに、なんでこんなことができるんだろうと、現場で驚くことが多かったです」とべた褒めだった。

 映画、ドラマ、CM、モデル、ラジオパーソナリティーと活躍の場を瞬く間に拡大。今まさに勢いにのる広瀬が声優に初めて挑んだのは、国内外から高い評価を受ける細田守監督の最新劇場アニメ『バケモノの子』でのヒロインという大役。交わることのない2つの世界、人間界【渋谷】とバケモノ界【渋天街】に生きるひとりぼっちの少年・九太とバケモノ・熊徹の物語で、九太と出会う、進学校に通う女子高生・楓を演じている。

 4月上旬に行われたアフレコでは、ポイントポイントでの細田監督の細かい演出を受けていた広瀬。アフレコ初日は「人間ってこんなに緊張するんだ」というくらい緊張して焦っていたというが、九太の青年期を演じる染谷将太とふたりでの収録では、笑顔も見せていた。初アフレコを終えた広瀬と細田監督のコメントは以下の通り。

【広瀬すず コメント】
 声のお仕事は初めてでしたが、会話の尺も決まっているし、自分のニュアンスと絵の表情が微妙に違ったりもするので難しかったです。大きい声を出しているつもりでも、絵とあわせて見るとそうでもなかったりするので、思い切って、より強調して声を出すようにしました。また、台詞以外の吐息やアドリブのリアクションなど、絵にあわせないと違和感が生まれてしまうので、そういったことを考えながらお芝居をしたのは今までにない経験です。
 アフレコ初日、「人間ってこんなに緊張するんだ」というくらい緊張して、とても焦っていました。共演者の皆さんのアフレコを見学させていただいて、ずっと勉強していました。楓は自分よりも低く堂々とした声の持ち主というイメージ。なかなかうまく表現できず、不安がありましたが、せっかくやらせていただけるのだから、ちゃんと楓を自分のイメージを越えたものにしたいというプライドを持って挑みました。
 非現実的な世界観だからこそ、役者さんたちがリアルに近づけることで感動を与えることができると今回の経験から学びました。人間の九太とバケモノの熊徹が本当の親子のようになっていくのも、非現実的ななかにもリアルな愛情が描かれていて、これが細田監督の世界観なんだと思いました。監督自身の愛情がそのまま画面に写っている気がします。

【細田守監督 コメント】
 今回が初声優とお聞きしていたのですが、すごい才能の方だなと思いオファーさせていただきました。ヒロインという役どころではありますが、お姫様的なヒロインではなく、九太と同志になるような存在なのが楓です。広瀬さんは声もかわいいのですが、女の子を感じさせないイメージで、九太と魂で共鳴しあえるような気がしていました。
 楓は、熊徹とはまた違う、人間界での九太の師匠なので、そこを担えるのは広瀬さんだなと。実際にアフレコをしてみて、想像以上に素晴らしい表現力でひっくり返りました。演技とか、芝居という一面的な部分だけじゃなくて、その表現力のダイナミックさ、情報量の多さに、なんでこんなことができるんだろうと、現場で驚くことが多かったです。



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