音楽プロデューサーの小林武史氏(55)、岩井俊二監督(52)が16日、都内で行われた長編アニメーション映画『花とアリス 殺人事件』(20日公開)公開記念・岩井俊二映画祭『スワロウテイル』トークショーに出席した。
小林氏は、映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)など、岩井監督の作品に音楽担当で参加。今回、岩井監督が初めて挑んだ長編アニメ『花とアリス殺人事件』を鑑賞し、感想を求められると「すごいおもしろかった」「岩井俊二は、ここに辿り着いたのかと納得感あった」と話した。
これまで実写を手がけてきた岩井監督だが、小林氏は「実写で撮る上手さもあるが、アニメを通して吹き込んでいくリアリティも、ある意味一緒なんだなって思った」といい、「同時に、『リリイ・シュシュ』みたいな、はみ出した作品をやろうっていう気持ちもあるが、岩井俊二のこのサイズ感が好きなんだよね。商業的にもうまくいくんじゃないかな」と絶賛した。
岩井監督は、同作について「土壇場ギリギリまで四苦八苦して、寝ずにやっていた」と苦笑い。『スワロウテイル』も同様で、「間に合わないスレスレだった」と告白し「フィルムを、渋谷の映画館までそのまま運んで、出来ていないシーンは、観せるわけにはいかないので、その場で切って、つないだ」と裏話を明かした。
小林氏は、映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)など、岩井監督の作品に音楽担当で参加。今回、岩井監督が初めて挑んだ長編アニメ『花とアリス殺人事件』を鑑賞し、感想を求められると「すごいおもしろかった」「岩井俊二は、ここに辿り着いたのかと納得感あった」と話した。
これまで実写を手がけてきた岩井監督だが、小林氏は「実写で撮る上手さもあるが、アニメを通して吹き込んでいくリアリティも、ある意味一緒なんだなって思った」といい、「同時に、『リリイ・シュシュ』みたいな、はみ出した作品をやろうっていう気持ちもあるが、岩井俊二のこのサイズ感が好きなんだよね。商業的にもうまくいくんじゃないかな」と絶賛した。
岩井監督は、同作について「土壇場ギリギリまで四苦八苦して、寝ずにやっていた」と苦笑い。『スワロウテイル』も同様で、「間に合わないスレスレだった」と告白し「フィルムを、渋谷の映画館までそのまま運んで、出来ていないシーンは、観せるわけにはいかないので、その場で切って、つないだ」と裏話を明かした。
コメントする・見る
2015/02/16