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ビートたけしの短編作品がテレビ初公開「悲しい作品に挑戦してみた」

 お笑いタレントのビートたけしが、15日放送のフジテレビ系『オモクリ監督 〜O-Creator’s TV show〜』で、自らが主演・監督を務めた短編作品を発表することが5日、わかった。“北野武”名義で世界中から絶賛されているたけしの短編作品が、地上波で独占放送される非常に貴重な機会となりそうだ。

自らが主演・監督を務めた短編作品を公開するビートたけし

自らが主演・監督を務めた短編作品を公開するビートたけし

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 北野監督は『その男、凶暴につき』(1989年)から最新作『龍三と七人の子分たち』(4月25日公開)まで、17本の長編映画を手がけてきたが、今回のような短編作品は、2007年にカンヌ国際映画祭60回記念として製作、公開された「それぞれのシネマ」で発表した「素晴らしき休日」(3分間)以来となる。

 同番組は、3人のレギュラー監督(千原ジュニア、バカリズム、劇団ひとり)と、ゲスト監督が、今を切り取るユニークなテーマのもと自らが監督したVTRを発表し、審査委員長のたけしやゲスト審査員が「もっと面白いVTR=MOV」を決定する。

 監督たちが作る作品を評価してきたが、たけし自身も普段は映画評論家から評価を受ける立場。そのため、評価される側の声も気になっていたようで、番組スタッフに「好き勝手なことを言っちゃってるけど、監督たちが『お前、やってみろ』って言ってない?と聞いてみたりして(笑)」と心配していたことを告白。そんな心境から「俺も作るよ、と言ったんだよね」と制作に至った経緯を明かした。

 今回発表されるのは「泣かせるのが不得意なので、“悲しいなぁ”という作品に挑戦してみた」とたけしが語るように、ある中年男性の何気ない朝の風景を切り取った作品。画面全体のトーンはモノトーンに近く、初期の監督作品によく見られた「キタノブルー」をイメージさせる美しい映像美も感じられる。出演者たちは釘付けになり、番組MCを務める女優の吉田羊は「すごくリアルで、ぐっときてしまいました」と涙を流して感動していた。

 塩谷亮プロデューサーは「番組開始当初から、“いつかはお願いできれば”と思っていたたけしさんの監督参戦が、こんなに早く実現できるとは思ってもいませんでした。テレビで見られるオリジナルの“ビートたけし作品”を是非楽しみにお待ち下さい」と期待を寄せている。

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  • 自らが主演・監督を務めた短編作品を公開するビートたけし
  • ビートたけし監督作品を見て涙する吉田羊
  • ビートたけし監督作品の場面カット
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