俳優の松平健がベテラン裁判官に扮して、歴史に名を残す“天才”たちを審理する異色の法廷ドラマ『判事マツケン 〜一刀両断!?　天才たちの“破天荒人生”〜』が、NHK・BSプレミアムで28日（後9：00〜11：00）に放送される。

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　江戸の悪を斬ってきた松平が、裁判官として3人の天才の人生を裁く。“判事マツケン”に託されたのは、デカルト、ルソー、ニーチェの3人の天才たち。彼らはその人生を通じて、さまざまな罪を犯してきたと告発されたのだ。

　フランスに生まれ、「我思うゆえに我あり」の言葉を残し、｢近代哲学の父」として知られるデカルト（1596〜1650年）は殺人犯だった？

　18世紀のフランスで活躍し、民主主義の礎を築いた哲学者ルソー（1712〜1778年）は、公然わいせつ常習犯？

　「神は死んだ」や「超人」といった言葉で有名なドイツの哲学者ニーチェ（1844〜1900年）が、ストーカー行為？

　天才たちを告発する敏腕検事役に女優の松尾れい子。対する弁護団は、お笑い芸人のカンニング竹山、綾部祐二（ピース）、なだぎ武の3人が担当。裁判では、天才たちの思想そのものが、現代社会に混乱を引き起こしているという「騒乱罪」の告発に至る。

　歴史に名を残す“天才”たちは、どんな人生を送り、どのようにして偉大な思想を生み出したのか？　天才の“破天荒な人生”をひも解くことで、現代の閉塞感を打ち破るためのヒントを探る。果たして天才たちは有罪か、無罪か。マツケンの判決は？