アイドルグループ・アキシブprojectが25日、2ndワンマンライブ『アキシブウェイ〜僕らが進む世界に待っている未来〜』をTSUTAYA o-westで開催した。このライブの中で、2015年春に念願のCD発売が決定したこと、5月30日に新宿BLAZEで3rdワンマンを行うことをファンに発表した。

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　アキシブprojectは、“秋葉原”と“渋谷”両方のカルチャーが融合した、新世代の王道アイドルグループとして結成。2014年3月よりTwinBox AKIHABARAにて、定期公演を皮切りに本格始動。7月20日の1stワンマンLIVEでは動員300名を超え、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2014』にも出場するなど快進撃を続けている。

　チケットは完売、超満員に膨れ上がった会場に、映画タッチのオープニング映像が映し出される。謎の男からカギを渡され、『解放すべきものを探せ』というメッセージだけを頼りに、渋谷の街を奔走するメンバーたち。たどり着いた場所には鎖につながれた自分たち自身の姿……。この映像が今回のライブのテーマにつながっていたことを、ファンはライブの最後に知ることとなる。

　「最高の思い出を作っていきましょー！」という元気いっぱいの言葉とともにと8人のメンバーが登場。グループのイメージカラーである爽やかなライトブルーの新衣装で、王道のアイドルチューンを連発。躍動感溢れるステージに、ファンも大音量のコールで応える。中盤には『２ndワンマンライブへの道のり』と題された、レアなレッスン風景の映像も公開。そしてリーダーの“ゆえち”こと宮谷優恵の「このボイトレやダンスレッスンの成果が一つの形になりました。新曲を聴いてください」という言葉に続いて、疾走感溢れる青春ソング『Eternal Blue』を披露した。

　そして「私たちから大切なお知らせがあります」と口を開いたゆえちは、アキシブprojectが結成時から抱えていた複雑な問題によってＣＤをリリース出来ないでいたことを告白。「問題を解決し、さらに飛躍するために、大切な５つの楽曲とお別れしなくてはなりません」と、ライブでも人気の楽曲を封印する決断をしたことを明かした。会場の空気がやや重くなりかかった時、ゆえちは「アキシブから嬉しいお知らせもあります！」と笑顔を見せ、「アキシブは、2015年春、CDを発売することになりました！」と大発表。「本当に念願のCD発売ということで、これまでの想いが全てつまった作品になると思います」と語ると、ファンも大歓声で祝福した。

　8人が「今年はアキシブproject飛躍の年にする、という決意を胸に頑張っています」と希望を語っている時、背後のスクリーンに再び謎の男が登場。不穏な空気にビビるメンバーだったが、そこに映し出されたのは「2015年5月30日(土) 【アキシブproject 3rdワンマンライブ WAY TO DREAM 〜未来の選択〜】@新宿BLAZE」の文字。まさかのサプライズにメンバーも歓喜。続いて「最後だから盛り上がって、一つになって終わりたい」と、封印を決めた5曲の最後のパフォーマンスを見せると、会場はイメージカラーの水色のサイリウムに埋め尽くされた。

　そしてアンコールでは、最も思い入れが深い1曲を歌唱した後に、アキシブproject代表曲の『アキシブウェイ』を歌唱。“アキシブprojectの意志”が込められたこの歌を全力込めてパフォーマンスし、これから始まるアキシブprojectの勢いを見せつけた。「一生忘れられない日になりました、皆さんも忘れないでください!!」。一つの区切りを迎え、新しい世界へと進んでいくアキシブproject。今年はアイドル界をかき回す存在となるに違いない。