チョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ 2015』のセレモニーが20日、会場となる新宿NSビル（東京都新宿区）で開催され、チョコレートをあしらった「ショコラドレス」のファッションショーが行われた。

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　披露されたショコラドレスは全部で10点。デザイナーの播本鈴二氏や小松友香氏、B.Yavuutsagaan.とアステリスクの和泉光一氏、ダロワイヨジャポンの中野賢太氏、レコールバンタンの鍋田幸宏氏や学生たちが共同で手掛けた。

　ホワイトカラーのウエアにボタンやシェル、レース、チェーンなどを模したチョコレートをアクセント据えたデザインを手がけた播本氏と和泉氏は「このデザインはラインの美しさ（が特長）だと思ったので、使用するパーツを薄くすることで表現しました」とコメント。ショコラ以外にもマカロンや飴を使用した小松氏と中野氏のコレクションは、鮮やかな色彩がポイント。中野氏は「壊れることが一番心配で、服にどうやってつけるか、頭を悩ませました」と制作の苦労を振り返った。

　同企画は毎年10月にフランス・パリで開催されている同名イベントの日本版で、伊勢丹が主催。今年は世界17ヶ国、約100のブランドが出展し、これまでの新宿伊勢丹から新宿NSビルに場所を移して21日〜25日に開催。ショーの衣装は会期中、会場内で展示される。