• ホーム
  • 芸能
  • 追手門大アメフト部、1部昇格ならず 入れ替え戦で京大に完敗

追手門大アメフト部、1部昇格ならず 入れ替え戦で京大に完敗

 アメリカンフットボールの関西学生リーグは7日、1部と2部の入れ替え戦が王子スタジアム(兵庫県神戸市)で行われ、京大が54−0で追手門大に勝って1部残留を決めた。

 創部後初めて入れ替え戦に出場した京大と、かつて京大を4度の日本一に導いた水野彌一総監督が率いる追手門大の対決は、「師弟対決」として試合前から大きな注目を集めた。スタジアムの開門と同時にオールドファンが押し寄せて、試合開始の時間にはスタンドが満員となった。

 第1クオーター、追手門大のミスから攻撃権を得た京大は、RB田嶋寛介がタッチダウンランを決めて先制する。その後も多彩なランプレーを展開して、地上戦で追手門大を圧倒。前半はパスを一度も投げずに、28−0と大きくリードを奪った。

 一方の追手門大は、この日のためにスペシャルプレーを用意していた。QB矢部椋太の後ろにRBを3人配置した隊型から、オプションプレーを展開する。しかし、京大守備の鋭いタックルを受けて、なかなか前進することができない。後半に入っても試合の流れは変わらず、着実に得点を重ねた京大が追手門大の挑戦を退けた。

 試合後、京大の西村大介監督は「1部に残留できてほっとしている。(師匠の水野監督との対戦は)もう二度とやりたくない。この試合をきっかけに生まれ変わり、再び日本一を目指したい」と語った。

 一方、敗れた追手門大の水野総監督は「もう少しやれると思っていたが、選手たちが固くなってしまった。今年は助走のようなもの。来年はもっと選手を集めて、一からチームを鍛え直したい。現時点の戦力では、選手たちはよく戦ってくれたと思う」と試合を振り返った。

 今季、追手門大は水野総監督の下、2人のプロコーチを採用するなどチームを強化して、大きな変革をもたらした。この日、けがのため試合に出場することができなかった主将の馬場貴弘は、「最初はみんなばらばらだったが、水野監督流の厳しい練習を乗り越えて、成長することができた。1部に上がって甲子園ボウルに出場するという夢は、後輩たちに託したい」と涙ながらに語った。



タグ

オリコントピックス