小型探査機「はやぶさ2」を搭載したH-II Aロケットが3日、午後1時22分04秒に鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられた。天候不良による2度の打ち上げ順延を経て、ロケットは無事、発射台を離れた。「はやぶさ2」は打ち上げから1時間47分後にH-II Aロケットから分離され、2018年に目的地の小惑星に到着、2020年末に地球に帰還するまで、長い宇宙の旅を続ける。
東京・水道橋の東京ドームシティ内に今年7月8日にオープンしたばかりの宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』(黄色いビル内)で行われた打ち上げライブ中継のパブリック・ビューイングには、平日にもかかわらず約100人の来場者があり、ロケットが無事打ち上げられると、歓声と拍手が沸き起こった。
「はやぶさ2」は、4年前に数多くの困難を乗り越え小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った探査機「はやぶさ」(2003年に打ち上げ)の後継機。今回は地球の近くを周回する小惑星「1999 JU3」を探査するために打ち上げられた。この小惑星には太陽系誕生から間もない約46億年前の水や有機物があるとされており、地球生命の起源を探るためのサンプルを持ち帰ることを目的としている。
同施設は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)をはじめとした研究機関などの協力を得て開設され、さまざまな視点から宇宙を楽しめる展示やイベントなどを行っている。
【追記】「はやぶさ2」は同日午後3時10分ごろ、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
東京・水道橋の東京ドームシティ内に今年7月8日にオープンしたばかりの宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』(黄色いビル内)で行われた打ち上げライブ中継のパブリック・ビューイングには、平日にもかかわらず約100人の来場者があり、ロケットが無事打ち上げられると、歓声と拍手が沸き起こった。
「はやぶさ2」は、4年前に数多くの困難を乗り越え小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った探査機「はやぶさ」(2003年に打ち上げ)の後継機。今回は地球の近くを周回する小惑星「1999 JU3」を探査するために打ち上げられた。この小惑星には太陽系誕生から間もない約46億年前の水や有機物があるとされており、地球生命の起源を探るためのサンプルを持ち帰ることを目的としている。
同施設は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)をはじめとした研究機関などの協力を得て開設され、さまざまな視点から宇宙を楽しめる展示やイベントなどを行っている。
【追記】「はやぶさ2」は同日午後3時10分ごろ、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
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2014/12/03