俳優の神木隆之介（21）が2日、東京・日本科学未来館で行われた放送90年特別番組NHKスペシャル『NEXT WORLD 私たちの未来』（総合テレビ　来年1月3日〜2月1日・全5回）取材会に出席した。5回にわたりビジネス、医療、娯楽などの分野に出現する新たなテクノロジーが近未来（『2045年』と設定）の生活にどのような影響を及ぼすのか、をドキュメント取材とドラマパートによって探っていく同番組。ナビゲーターを務める神木は「30年後というと、その数字だけ見ると遠い気がするけど、51歳の時には人工知能が隣にいて判断する生活が来るのかなと思うとすごくワクワクします」と期待に胸を弾ませた。

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　第1回（1月3日 後7：30）では神木がドラマパートにも出演。未来の若者・田臥清斗として、人工知能によって決められた生活から自分で選択することを試みることとなるが、「同時に、自分で決断して選択することも必要だと物語を通して勉強になりました」と実感を込めた。

　また第5回（2月1日 後9：00）でテーマとして扱われる夢の“火星移住計画”に「宇宙が好き」と目を輝かせたが「いざ行くとなると相当な覚悟がいるので、今の僕には判断しかねる。30年後は『行きたい』と思えるのかもしれないけど…」と意外にも消極的な姿勢をみせていた。

　さらに第1回では同所を舞台に、2045年をイメージしたライブショー『NEXT WORLD LIVE』を生放送で届ける。近未来を徹底シュミレーションしたこのステージで衣装担当を務めるファッションブランド『アンリアレイジ』の森永邦彦氏と、テクニカル演出担当のクリエイティブ集団『ライゾマティクス』の真鍋大度氏に加え、ライブショーの演奏を担当し、番組テーマ曲「グッドバイ（NEXT WORLD RIMIX）」も手がけた5人組バンド・サカナクションも登壇した。