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47都道府県“路上制覇”の中山貴大、転機はKEYTALK寺中との出会い

 シンガー・ソングライターの中山貴大(なかやま・きだい、23)が20日、東京・六本木のオリコンを訪れ、全国47都道府県のストリートライブで歌った「夜空」をギター弾き語りで披露。伸びやかな歌声を響かせた。

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 中山は今夏、『日本列島ストリートライブの旅’14』と題し、47都道府県を車で回ってCD「夜空」2000枚(1枚700円)を各地で売る旅に出た。一文無しの状態で7月18日に長崎からスタートすると、食費、宿泊費、ガソリン代、高速代、駐車場代などすべての費用をストリートライブの収入だけでまかない、10月27日に再び長崎に戻ってゴール。102日間(実際にライブを行った日数は77日)で2000枚を売り切った。

 もともとは野球少年で、子どものころからの夢はプロ野球選手になること。神奈川の強豪校、桐蔭学園中学・高校に進学したが、高2の冬、足の甲を故障したことを機に高校で野球を断念。中央大理工学部に入学直後に始めたアルバイトの料理屋で、転機となる出会いがあった。

 バイト先で仲良くなり、ギターを1から教えてくれた3歳上の音大生こそ、昨年11月にメジャーデビューしたロックバンド・KEYTALKの寺中友将(ギター・ボーカル)。大学2年で初めてライブをしたときも、ギターを弾けなかった中山の隣で演奏をしてくれたのは寺中だった。

 本格的に音楽に取り組み始めた中山は、昨年夏、大学生活最後の思い出として、ストリートライブの収入だけで日本中を旅することを思い立った。CD1000枚を制作し、本体価格3万円で買ったという車にガソリンを満タンに入れて西へ向かい、一文無しになった岡山からライブをスタート。四国と九州を1周し、中国・近畿を経て、43日目に静岡で1000枚を完売した。

 今年の夏にはさらにレベルを上げ、47都道府県制覇でCD2000枚完売。道中、台風の影響を受けて1枚しか売れない日が続き、大阪では財布の中身が500円しかなかったこともあったと言うが「車をコインパーキングに止めて、機材を持って電車で堺東まで行って、帰りの電車賃もないので背水の陣で歌いました。そういうときって伝わるものがあるのか、何とか巻き返しました」と笑う。

 こうした活動を経て、「ライブの規模を大きくしていくことが目標」という中山は「まずは1000人」と意気込む。そして、かつての野球少年がバットをギターに持ち替えて夢見る場所とは…。「もともとプロ野球選手にあこがれていて、東京ドームに立つのが目標でした。音楽でも一番大きな会場になるので、目標にしている場所。大きな夢ですね」。

 今月12日に配信シングル「この街の風」を発売した中山は、27日に東京・代官山LOOPで行われるサンミュージック所属アーティストのショーケースライブに出演。「アコースティック編成なので、ギター1本で歌がダイレクトで伝わると思います。ちゃんとした音響設備のもとで、歌をじっくり聴いてもらえたら」と力を込めた。ほかに、西園みすず(さんみゅ〜)、JYONGRI、Draft Kingが登場する。



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