歌手でタレントの中川翔子（29）が8日、福岡・Zepp Fukuoka公演を終え、尾骨骨折、声帯炎などを乗り越えて全国ツアー『貪欲革命』を完遂した。9日に更新したブログで、終演後に車椅子に座ってバンザイやガッツポーズの写真を掲載し「歌が、ライブが、みんなと出会えた全てが宝物！我が二十代に一片の悔いなし!!!最高の時間を、ありがとう!!!」とファンに感謝した。

　本ツアーは10月12日からスタート。同19日の名古屋公演2日目、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するナランチャの座るポーズをまねて尾骨を剥離骨折した。その時点で大阪2公演、東京2公演、北海道1公演、大阪1公演の計6公演を残していたが、痛み止めの筋肉注射を打ってライブに臨み、内容を変えることなくやり遂げた。

　全国5都市10公演を終えた中川は「貪欲革命、完走！！！！！」と題したブログで最終公演を終えたことを報告し「いっぱいいろんなことがあった、貪欲革命ツアー。おしりが折れたり声帯炎になったりもう満身創痍！こんなに毎日注射点滴したの生まれて初めてだwww」と回顧。

　「安静にできる暇が全くないままの怒涛の一カ月でしたが、駅や空港の方の優しい対応のおかげで、車椅子で長距離移動を助けていただき、泣きそうでした。大変ご迷惑おかけしました。ありがとうございます！」と周囲の支えにも感謝した。