今月5日から東京・日比谷のシアタークリエで上演されているミュージカル『道化の瞳』に出演中の俳優・坂元健児が、アキレス腱を断裂し15日の公演から休演することが14日、わかった。

　東宝の発表によると、坂元は公演中に左足アキレス腱を断裂。医師の指示によりあす15日の公演から休演し、同日の午後7時の回より中河内雅貴が、坂元の演じた鈴木淳／カール役（2役）を務める。

　同作は、2012年に俳優・屋良朝幸が単独初主演した舞台の再演。第1幕では屋良は白血病で入院中の少年・健一を演じ、健一が描いた絵本の中の物語となる第2幕では、靴磨きの少年クーガンを務める。坂元は第1幕で病院の医師・鈴木と、第2幕でクーガンの友人のカール役を演じている。