落語家・笑福亭鶴瓶と、息子で俳優の駿河太郎が2日、都内で行われたヤマキ『割烹白だし』の新CM発表会に出席し、親子でのイベント初共演を果たした。親子ならではの息のあった掛け合いで何度も会場を沸かせ、鶴瓶は「一緒の仕事をするなんて思ってなかった。（時代の）流れなんですかね、感無量ですね」と細い目をさらに細めて微笑んだ。

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　貴重なツーショットを収めようと会見には大勢の報道陣が集結。親子でフラッシュを浴びると、鶴瓶は「不思議な感じ…」と慣れない様子で「（親子共演は）なるべく避けて通りたかった。絶対に嫌だった」と照れくさそうに話していた。

　息子・駿河が芸能界入りを決めたとき「落語家になるのは反対だった」と鶴瓶。その後、俳優として駿河が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』、TBS系ドラマ『半沢直樹』など、話題作に出演し「成長というより認知度は上がった。タクシーや道を歩いていて言われるようになった」と我が子の成長を喜ぶと同時に「足音が聞こえてきた」と“ライバル出現”に戦々恐々とした。

　鶴瓶親子が出演する新CM「スーパーマネキン」篇は、あす3日より全国でオンエア。3年前に同社CMで父・鶴瓶と共演した駿河は、「（今回）同じくらいのセリフ量と顔のアップがあった」と躍進に頬を緩ませ、「次は親父がいらなくなるくらい、役者道を精進していきたい」と決意を固めた。

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