9月17日に『AKB48グループ・じゃんけん大会〜拳で勝ち取れ！1／300ソロデビュー争奪戦〜』が東京・日本武道館で開催され、渡辺美優紀（NMB48・SKE48）が優勝。ソロデビューを勝ち取った。

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　300名が参加した『AKB48グループ夏祭り』で行われた予備選を勝ち抜いたAKB48研究生、姉妹グループ代表、そしてAKB48メンバーの112名が、決選の舞台となる日本武道館に集結。思い思いの衣装やコスチュームに身を包み、メンバーは意地とプライド、そしてソロデビューをかけて激闘を繰り広げた。

　高橋みなみと山本彩は、それぞれ東京タワーと通天閣をモチーフにした電飾ギラギラの衣装で登場。高橋が転ぶアクシデントもあり、それが影響したのか山本が勝利。柏木由紀は10月から始まる新ドラマで共演する佐々木希と共に登場し、ベスト16入りを果たした。

　公式ライバル・乃木坂46からの刺客として初参戦の生駒里奈は、じゃんけん大会で無類の強さを見せてきた小嶋陽菜と対戦。乃木坂46のメンバーを従え“こじ坂46”というユニットで登場した小嶋に、生駒はあっさりと敗退。“こじ坂46”に取り込まれる結果に。総選挙とじゃんけん大会、初の2冠制覇の偉業を目指した渡辺麻友は、「チョキを出します！」と心のプラカードを掲げて勝負に臨むも、素直に“グー”を出した阿部マリアに敗北。また、昨年の覇者・松井珠理奈はベスト16入り目前で、昨年全試合を勝ち続けた“パー”で敗れるという皮肉な結果に。しかし、「パーっと上を目指して！」と得意のダジャレで勝者・小谷里歩にエールを送った。

　そして、今大会で決勝まで勝ち進んだのは、「9年間で初めて本気を見せる場面が来た」とおどける小嶋と、「あさって19日に誕生日を迎えるので優勝を自分へのプレゼントにしたい」と意気込む渡辺。1度のあいこの後、渡辺はグーで勝利。「ファンのみなさんにソロデビューという形で恩返しできるのがすごく嬉しい」と瞳を潤ませた。

　見事優勝を果たした渡辺は「無欲であまり何も考えずに笑顔でニコニコしながらやったら優勝しちゃいました。無欲、無欲、無欲…って思い続けました」と、大会中の心境を明かした。自身のソロデビュー曲については、「可愛らしさを伝えるのは自信があるので、可愛い曲が良いと思うんですけど、秋元先生が私が1番輝ける曲にすると思うので、どんな曲でも楽しみにしたいと思います」とコメント。タイトルについては「『超絶可愛いみるきー』で」と希望を語った。

　過去大会では、予備選を免除されたAKB48や兼任のメンバーが優勝を果たしたが、予備選を勝ち上がっての優勝は大会初の快挙。文字通り300名の頂点に立った渡辺は、「もうすぐNMB48がデビューして4年になりますし、私もあさって21歳の誕生日を迎えますし、私にとってもファンの皆さんにとっても最高のプレゼントをお届けできるように精一杯頑張っていきたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします。ありがとうございました」とファンへ感謝のメッセージを送った。

　なお、現在発売中の『デ☆ビュー』10月号には、渡辺が所属するNMB48のメンバー・山口夕輝と城 恵理子が連載「NMB48おぼえてカエッて！」に登場している。