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大塚範一キャスター、ラジオ出演で近況明かす「悪くない」

 急性リンパ性白血病のため昨年4月のテレビ出演を最後に療養に入り、今年5月に1年ぶりにテレビ出演を果たしたフリーキャスター・大塚範一さん(65)が今月21日に、文化放送『鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない』(毎週日曜 前10:00〜)に出演することが18日、わかった。番組では苦難の闘病生活を経て、今の心境や現在の状況などを語る。

文化放送『鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない』で闘病生活の心境を明かす大塚範一(中央)

文化放送『鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない』で闘病生活の心境を明かす大塚範一(中央)

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 先ごろ行われた収録で大塚さんは、体調について「あまり変化はないです。悪くはない。ただ薬のせいで足の裏のしびれがあります」と明かし、「ヘルペスも目に出て、網膜剥離で二回手術したんですけど、左目がよく見えない。足もよく動かないで動きづらいです。ゴルフができないのはつらいけど仕事をする分には大丈夫です」と現状を報告。

 また、これまでに病気に関して一切調べることがなかったという大塚さん。その理由について「病気を調べたって良いことはない。キャスターとして(他の人の)白血病を伝える側にいた時から、たいてい良い情報は出てこないのを知っていた」と話し「しょうがないですよね、罹ってしまったのだから先生に任せるしかない」との心境なども告白している。

 11ヶ月間の入院後、新番組も決まり復帰しようとした直前に再発してしまった際には「きつかった」との思いも告白した大塚さんは、それでも「頑張ってもどうにもならいことがある。でも、あきらめない、投げ出さない」と静かに運命を受け入れる強い覚悟を明かしている。

 番組ではこのほかにも、メインMCを18年間務めていたフジテレビ『めざましテレビ』のことをはじめ、高校時代のことや家族のことなど、大塚さんの現在に至るまでの様々な近況を語っている。

 大塚さんは2011年11月に急性リンパ性白血病を発病。2013年4月に本格復帰する予定だったが直前に再発し同6月にさい帯血移植を受け、以降は治療に専念している。

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