「ドラえもん」史上初の3DCGで描かれた映画『STAND BY ME ドラえもん』(公開中)。誰もがどこかで見た、読んだことがある名作エピソードをつないで一本のストーリーにしている。プロットを作った山崎貴監督は、「映画を観た原作者・藤子・F・不二雄先生の娘さんから『あの短編7話をつなげると長編になるなんて、本人も知らなかったと思う』というありがたいお言葉をいただいたことが、何よりうれしかった」と明かす。
同映画は、「未来の国からはるばると」「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」「さようなら、ドラえもん」「帰ってきたドラえもん」の7つの短編が違和感なくつながっている。
山崎監督は「立体のドラえもんに出会うのはこの映画が初めてになるので、大冒険に出るのではなくドラえもんがいる日常をベースにしたいと思いました。遠慮しても仕方ないので、日常を舞台にした名作と言われる話を出し惜しみせず、3DCG映画にしようと思いました。『おばあちゃんの思い出』以外は多分全部使いました(笑)」と嬉々として話す。
書店に行けばコミックスはそろっているし、毎週テレビアニメが放送され、毎年長編映画も製作されている。そうした中での3DCG映画版の立ち位置をどのように捉えたらいいのだろうか?
山崎監督と共同監督を務めた八木竜一監督が答えてくれた。「僕と山崎は同い年で、漫画の『ドラえもん』で育った世代なんですが、2Dだろうが3Dだろうが、アニメ化ということは、原作漫画をアニメという言語で翻訳するということだと思うんです。今回は立体化という新しい表現で『ドラえもん』を翻訳しました」。
映画脚本のもととなった藤子・F・不二雄先生の『ドラえもん』作品7本を収録した「原作本」のタイトルが『新訳「ドラえもん」』(漫画原作:藤子・F・不二雄、文:佐々木宏/小学館)となっており、「新訳」とは言い得て妙だ。
八木監督は「CGで作った新しい『ドラえもん』ということで認識してもらえたら。『ドラえもん』を卒業された方にも観ていただけたら幸いです」。山崎監督も「デートムービーにすごくいいと思う。『ドラえもん』を観に行こうなんて、彼女を誘ったら子どもっぽく思われるかもしれないけど、見終わった後はきっと『少年ぽい』に印象が変わっていると思う」と、かつてのび太くんだった大人たちに観てもらえることを願っていた。
同映画は、「未来の国からはるばると」「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」「さようなら、ドラえもん」「帰ってきたドラえもん」の7つの短編が違和感なくつながっている。
山崎監督は「立体のドラえもんに出会うのはこの映画が初めてになるので、大冒険に出るのではなくドラえもんがいる日常をベースにしたいと思いました。遠慮しても仕方ないので、日常を舞台にした名作と言われる話を出し惜しみせず、3DCG映画にしようと思いました。『おばあちゃんの思い出』以外は多分全部使いました(笑)」と嬉々として話す。
書店に行けばコミックスはそろっているし、毎週テレビアニメが放送され、毎年長編映画も製作されている。そうした中での3DCG映画版の立ち位置をどのように捉えたらいいのだろうか?
山崎監督と共同監督を務めた八木竜一監督が答えてくれた。「僕と山崎は同い年で、漫画の『ドラえもん』で育った世代なんですが、2Dだろうが3Dだろうが、アニメ化ということは、原作漫画をアニメという言語で翻訳するということだと思うんです。今回は立体化という新しい表現で『ドラえもん』を翻訳しました」。
映画脚本のもととなった藤子・F・不二雄先生の『ドラえもん』作品7本を収録した「原作本」のタイトルが『新訳「ドラえもん」』(漫画原作:藤子・F・不二雄、文:佐々木宏/小学館)となっており、「新訳」とは言い得て妙だ。
八木監督は「CGで作った新しい『ドラえもん』ということで認識してもらえたら。『ドラえもん』を卒業された方にも観ていただけたら幸いです」。山崎監督も「デートムービーにすごくいいと思う。『ドラえもん』を観に行こうなんて、彼女を誘ったら子どもっぽく思われるかもしれないけど、見終わった後はきっと『少年ぽい』に印象が変わっていると思う」と、かつてのび太くんだった大人たちに観てもらえることを願っていた。
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2014/08/16