特定外来生物のカミツキガメを無許可で飼っていたとして、特定外来生物法違反容疑で書類送検されたお笑いコンビ・どぶろっくの江口直人（36）が4日、所属事務所を通じてFAXでコメントを発表。無許可での飼育を認め、「お騒がせしました。大変申し訳ございません」と謝罪した。

■謝罪コメント全文

この度、私の飼育していたカメの事で、お騒がせ致しました。
大変申し訳ございません。
法改正後の内容を正しく把握しておらず、認識の甘さから管理を怠り、この様な事態を招いてしまいました。
数回にわたる警察の事情聴取の度に、転落したカメが通行中の方や住民の方々にあたって大惨事にならなかったのが、せめてもの救いだと感じておりました。
誰かに大ケガをさせていたらと思うと、自分の至らなさに胸がしめつけられる思いです。
重ねて、この度は、大勢の皆様にご迷惑をお掛けし大変申し訳ございませんでした。

どぶろっく
江口直人（直筆）

　江口は、今年6月にマンション9階のベランダでプラスチック製のたらいで同カメを飼育していたが、ベランダの柵から落下し、発見した通行人が交番に届けたことから、無許可で飼育していたことが発覚した。なお、カミツキガメは、2005年から特定外来生物に指定されており、飼うには国の許可が必要となっている。

■事件経過
▽約13年前、都内のペットショップでカミツキガメ1匹を購入し、自宅で飼育

▽2005年に特定外来生物に指定

▽今年の6月上旬に現在の住所に引っ越す

▽新住居ベランダで直径約1ｍのタライに入れて飼育

▽同6月13日、大雨の日にベランダで鉄棚の隙間から、16時30分に落下

▽1階店舗の日よけを破って地面に落ちる
（本人不在の時の出来事）

▽同日夕方、仕事中に事態を把握し、自ら警察に連絡

▽同6月14日出頭

▽以降、数回にわたり取り調べに応じ、7月1日に最後の事情聴取を受ける