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高畑勲&宮崎駿、ジブリ最新作を絶賛 新エースの誕生喜ぶ

 スタジオジブリの新作アニメーション映画『思い出のマーニー』(7月19日公開)の完成披露記者会見が都内で行われ2日、Wヒロインの声優を務めた女優の高月彩良(16)、有村架純(20)、米林宏昌監督(40)らが出席した。同作は、長年ジブリを支えてきた高畑勲氏と宮崎駿氏が関わっていない初の長編映画だが、西村義明プロデューサー(36)は両氏が「すごく褒めてくれました」とうれしそうに報告した。

 同作の監督を務める米林監督は、2010年公開の『借りぐらしのアリエッティ』で監督デビューし、今回が2作目の長編作。米林監督は「前回の『アリエッティ』の時は、宮崎さんの目を意識し過ぎてしまったことへの反省もあり、今回は純粋にお客さんのために作ることを第一に考えて制作してきました。宮崎さんがどう思うかは意識しないで作りました」といい、感想も「まだ直接聞いていない」と“脱・宮崎”をアピールした。

 西村Pはこれに対し「宮崎さんはふた言。『本当に麻呂(米林監督の愛称)はよく頑張った』ということと、『この映画を観て、麻呂が1+1=5の男であることがわかった』と言っていました」と伝言。

 さらに、高畑氏からは長文のメールを受け取ったといい、「『作画も美術も、そしてそれ以降の工程についても、さすがジブリと言わせる作品を作った。この作品をもって、米林監督は“じじい”が去った後の押しも押されもせぬジブリのエースになったともてはやされるだろう。それを認めることに私はやぶさかではないし、米林監督を祝福したい』と書いてありました」と明かした。

 両巨匠から絶賛された米林監督は「うれしい。ありがとうございます。励みにして『思い出のマーニー』を自信もって売っていきたい」と満面の笑み。

 さらに、西村Pは「誤解を恐れずに言うと、(昨年公開された)高畑さんの『かぐや姫の物語』、宮崎さんの『風立ちぬ』は、おじいちゃんだから作れた映画。その年齢でないと作れない映画を作られた。今回、米林監督が作った映画は、12歳の女の子の映画。それくらいの年齢の子どものいる親の眼差しで作られた作品。親子で観られる映画になったと思う」と作品の出来に自信を示していた。

 同映画は、イギリスの同名児童文学(原作:ジョーン・G・ロビンソン)を原作に、舞台を北海道の海辺の村に移し、周りとうまくやれない12歳の少女・杏奈(CV:高月)と、彼女の前に現れる謎の金髪の少女・マーニー(CV:有村)のひと夏の出会いを描く。

関連写真

  • 映画『思い出のマーニー』完成披露記者会見に出席した(左から)米林宏昌監督、寺島進、根岸季衣、松嶋菜々子、高月彩良、有村架純、黒木瞳、森山良子、プリシラ・アーン、西村義明プロデューサー
  • 米林宏昌監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 西村義明P(右) (C)ORICON NewS inc.

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