綾瀬はるか、石原さとみらを発掘してきたオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』の開催が発表された。39回目となる今年のタイトルは『Singer☆Actress　 Audition　 〜美唱女〜』。「聴く人全ての心を掴む歌唱力、そして観る人全てを魅了する美貌と豊かな表現力を兼ね備えた逸材」をテーマに、歌手と女優の両方に比重を置いて活躍できる、16〜25歳までの女性を求めている。

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　今回求めるのは「歌手＋女優」の才能。石原さとみ、藤原竜也らを手掛け、ドラマや映画、舞台でのノウハウを持つ担当者が、YUKI、中島美嘉、JUJU、Superflyらトップアーティストを手掛ける音楽プロデューサー集団「agehasprings(アゲハスプリングス)」とタッグを組み、音楽活動と女優活動を両立できる「美唱女」の発掘を目指す。

　募集資格の年齢が16〜25歳と、例年に比べて高く設定されているのも特徴。それは「これまでは3年から5年かけて育てる原石を選びましたが、今回は即戦力の発掘を目指しています。とはいえ、昨年は20歳の佐藤美希をグランプリに選んでいて、20歳で“原石感”のある子もいます。まだまだ見逃している原石はいると思います」（担当者）という考えから。

　今回の合格者はまず「歌ありき」でデビューさせる方針。ライブ等でコツコツと支持を広げていくことも考えているという。特定の会社との所属契約が無ければ応募可能なので、すでにライブハウスやストリートで音楽活動を始めているシンガーにもチャンスがある。

　応募の際には好きな曲を1曲歌った音声を録音して送ることになっているが、「モノマネはやめてほしい。自分の声質が伝わるものを送ってください」（担当者）とのこと。応募は郵送のほか、WEBサイト、JOYSOUND「うたスキ動画」（7月1日から）、google＋（7月13日まで）からも可能だ。

　グランプリは、ホリプロとの専属契約、賞金100万円、agehaspringsプロデュースによるCDデビュー、そして女優デビューの特典が与えられ、グランプリ推薦者にも賞金10万円が与えられる。

　なお7月1日発売の月刊デ☆ビュー7月号には募集についての詳細と、担当者への取材、タレントスカウトキャラバン出身者へのインタビューが掲載されている。