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クミコ、新曲は『赤毛のアン』“原点” スコットランド民謡カバー

 歌手・クミコ(59)が、スコットランド民謡「The Water is Wide」をカバーした「広い河の岸辺 The Water is Wide」を7月23日に発売することがわかった。

スコットランド民謡をカバーした「広い河の岸辺 The Water is Wide」を7月23日に発売するクミコ

スコットランド民謡をカバーした「広い河の岸辺 The Water is Wide」を7月23日に発売するクミコ

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 原曲は、『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子氏が東洋英和女学院在学中に出会い、英語を学ぶきっかけとなった原点ともいえる曲。現在放送中のNHK連続テレビ小説『花子とアン』でも取り上げられ、シングルはドラマで使用されたものと同様に、英語版に加え同校コーラス部OGの協力のもと日本語版も収録している。

 「河は広く 渡れない」という日本語歌詞を読んだクミコは「人間って生きていくときにすべての問題が広い河のように大変。でも、河を渡って次に見えてくるものに向かっていく、そういう勇気と希望の歌です」と込めた思いを吐露。

 宮城・石巻で東日本大震災に遭遇して以降は、被災地の子供たちの支援も行っていることもあり、「勇気と希望と励ましの歌って、どんな状況でも人に時代を超えて歌われていくっていうことを被災地で、石巻で何回も知った」といい、「そういう歌を歌っていきたいと思った」としている。

 訳詞は、山形出身のケーナ奏者・八木倫明氏が担当。早稲田大学卒業という同窓のつてで八木氏からクミコにアプローチし、シングル化が実現した。八木氏は「歌詞の内容をかみしめて歌ってくれる歌手は、声楽家のなかにはなかなかいません。クミコさんに出逢って、ボクは救いの女神に出逢った気持ちです(笑)」と喜んでいる。

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  • スコットランド民謡をカバーした「広い河の岸辺 The Water is Wide」を7月23日に発売するクミコ
  • 東洋英和女学院コーラス部OGとレコーディングのための合唱リハーサルを行った
  • 東洋英和女学院コーラス部OGと「広い河の岸辺 The Water is Wide」の合唱リハーサルを行ったクミコ
  • クミコと東洋英和女学院コーラス部OGと「広い河の岸辺 The Water is Wide」の合唱リハーサルを行った

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