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アップフロント音楽オーディション『FOREST AWARD』グランプリ2人によるユニット Bitter & Sweetの元気の源は!?

 アップフロントググループ主催の音楽オーディション『FOREST & OCEAN MUSIC AWARD 2014』が現在応募を受け付けている。これまで4回開催されている同オーディション、エリック・フクサキ、Juice=Juice・宮崎由加、金澤朋子などCDデビューアーティストを輩出している。そして2012年グランプリの田崎あさひと、2013年グランプリの長谷川萌美で結成、今年デビューしたのがBitter & Sweet(ビタースウィート)だ。今回二人が、オーディション時代の思い出から、音楽活動の楽しさについて語った。

『FOREST AWARD オーディション』でグランプリ受賞したことをきっかけにデビューした、田崎あさひ(左)、長谷川萌美によるユニット・Bitter & Sweet。写真は、今年3月に発売されたBitter & SweetのデビューDVDシングル『Bitter & Sweet/インストール』

『FOREST AWARD オーディション』でグランプリ受賞したことをきっかけにデビューした、田崎あさひ(左)、長谷川萌美によるユニット・Bitter & Sweet。写真は、今年3月に発売されたBitter & SweetのデビューDVDシングル『Bitter & Sweet/インストール』

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 田崎が歌手を目指したのは中学3年生の時。「地元の長崎で『Sky Jamboree 2010』という野外フェスティバルがあって、そこでRADWIMPSさんのステージに感銘を受けて、私もステージに立って歌いたいと思いました」。その夢を応援してくれていた母親の勧めでオーディションに応募した。

「私は高校2年生の時に、地元の新潟で行われたNHK『のど自慢』に出場して、多くのお客さんの前で歌うことの喜びを知って、歌手になりたいと思い、去年の春に上京してきました」と話すのは長谷川。「『FOREST AWARD』が“里山を大事にしよう”という趣旨で、そのフレーズを聞いて新潟県長岡で起こった中越地震を思い出しました。山がすごい音を出して地震が起きて、家も倒壊して、私が住んでいる街も影響を受けたのですが、復興に向けて頑張って行こうという体験から、その趣旨に共感しました」

 本格的なオーディションは初めてのふたりにとって、ライブハウスで行われた決勝大会は大きな緊張の場となった。田崎は「とにかく歌詞を伝えられるように歌いたいなと思いました。リハーサルの時はすごく緊張して、待ち時間にペットボトルの水が全部なくなったくらい。でも本番は不思議と冷静でした。初めて人前で歌うということを経験して、ただ楽しかったんです。歌い終わった後に清々しい気持ちになりました。でもまさか自分がグランプリをもらえるなんて思ってなくて、ビックリしました!」

 昨年の大会はグランプリが史上初の2組。長谷川は2人目に発表された。「だから入賞はもうないと完全にあきらめていました。そしたら、急に『もう一人います』となって。その時も私だとは思っていなくて。呼ばれた時は頬をつねっていました(笑)」

 合格後はレッスンがスタート。二人は初めて体験することと次々に出合い、驚きの連続だったと話す。田崎は「レッスンでは、身体のこんなところまで使って声を出すのとか新たな発見があって、自分がそれまで考えていた歌とは全然違っていて、歌ってすごく難しいんだなと思いました。
 でも難しさを一番感じるのはレコーディングの時。もっと『こういうふうに歌ってみて』と言われても、わからないこともあって、手探りでやっている感じです。それは毎回毎回感じて、私の中で奥深さが更新されていきます」

 田崎は昨年1月、シングル『手紙/Rolling Days』でインディーズCDデビュー。ソロでリリースした曲の中では特に2ndシングルの2曲目『雨夜の月』に思い入れが深いという。「歌っていて一番入り込めた曲でした。レコーディングの時から入って行きやすくて……。デビュー前からずっと聴いていたタイプの曲だし、レコーディングをすると聴いた時はワクワクしました。私の中で何かが変わった曲です」

 そして昨年末、長谷川とのユニット・Bitter & Sweetを結成。長谷川にとってはそれがCDデビューとなった。「話を聞いたときは『キターーーー!!』という感じ。『これから前に進んでいくぞ!』とやる気でいっぱいでした。今は、特に “気持ち”をしっかり表現できるように歌うように心がけています」。
 二人は、大みそかのハロー!プロジェクトのカウントダウンライブで初めてステージに立った。

 3月にはデビューDVDシングル『Bitter & Sweet/インストール』をリリース。以降、インストアライブや、現在開催中のLoVendoЯとのジョイントライブなど、意欲的にライブ活動を行う。
 二人はともに「ライブで歌うことが特に楽しい!」と口を揃える。「ステージに上がるまでは不安と緊張がいっぱいですが、いざステージに上がるとほんとに楽しい! 自然と笑顔になります。緊張もするんですけど、聴いてくださってる方がたくさんいるというのがうれしいです」(長谷川)。

 特に生バンドで行うライブが好きだというのは田崎。「『MUSIC FESTA』(同じレコード会社のアーティストたちによるオムニバスライブ)は生バンドのライブなんですが、ほんとに大好きなんです。ミュージシャンもスタッフさんもみんなずっと一緒にいたいくらい。『MUSIC FESTA』が決まると、すごくうれしいです!」

 今後の目標については「いろんなジャンルの曲を歌っていきたいです。いろんなライブに出て、ビタスイを発信していけたらといいなと思います」(長谷川)、「目標はBitter & Sweetとしてのワンマンライブ! 早く実現させたいです!!」(田崎)と力強く語った。

 二人を輩出した『FOREST & OCEAN MUSIC AWARD 2014』は現在応募を受付中。詳細は公式ホームページ、webデ・ビュー、発売中の月刊デ・ビュー7月号に掲載中だ。

(プロフィール)
田崎あさひ●たさき・あさひ。1995年11月20日生まれ、長崎県出身。
※「崎」の字は、右側が「立」に「可」

長谷川萌美●はせがわ・もえみ。1994年4月2日生まれ、新潟県出身。

 現在、田中れいな率いるバンド・LoVendoЯとのジョイントライブを開催中。
6/22仙台、6/28埼玉・西川口、7/5東京・渋谷、7/19横浜、7/24東京・渋谷で開催。また単独リリースイベントは6/21東京・新宿、6/26長崎で開催。

関連写真

  • 『FOREST AWARD オーディション』でグランプリ受賞したことをきっかけにデビューした、田崎あさひ(左)、長谷川萌美によるユニット・Bitter & Sweet。写真は、今年3月に発売されたBitter & SweetのデビューDVDシングル『Bitter & Sweet/インストール』
  • 2012年のグランプリ受賞後、昨年『手紙/Rolling Days』でソロデビューした田崎あさひ。 (C)De-View
  • 2013年にグランプリを受賞し、Bitter & Sweetでデビューした長谷川萌美。(C)De-View

提供元:Deview

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