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AKB48、劇場再開も心のケア続く

 AKB48が2日、本拠地・AKB48劇場(東京・秋葉原)の公演を再開した。先月25日の握手会襲撃事件を受け、翌26日から休館していた同劇場には、空港と同じレベル設定のゲート式金属探知機が2台導入されたほか、警備・会場整理スタッフを8人から17人に倍増。警視庁の腕章をした警察官も立ち会うなど、厳戒体制が敷かれた。

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 通常であれば10分程度という観客の入場が30分ほどかかり、事件後初の公演は15分遅れでスタート。冒頭、ステージ上で横一列に整列したチームAメンバーを代表し、キャプテンの高橋みなみ(23)は「皆さんには大変ご心配をおかけしました。花道が使えなかったり、金属探知機の導入、目の前にある最前列の柵、皆さんには我慢していただかなければならないことがたくさんありますが、今日この場所から再スタートさせていただきます」とあいさつし、協力を呼びかけた。

 療養中の川栄李奈(19)、入山杏奈(18)らの休演により、公演に必要な16人を揃えられないチームAが先陣を切った理由については「川栄と入山がいるチームだからです」ときっぱり。「2人が戻ってくるまで、きちんと劇場を守っていきたい」と15人で公演を強行したチームAメンバーの思いを代弁した。

 最前列21席の使用が禁止され、厳重な警備のなかメンバーは努めて明るく振る舞ったが、アンコールも残すところ1曲となったところで高橋は「不思議な緊張感と不安がたくさんありました」と正直に告白。「でも、今日こうしてここに立って思ったことがあります。やっぱり公演は楽しいです。すごく大切な場所でした。これからも皆さんと一緒にこの場所に立てていけるように頑張っていきたい」と苦境のなかで原点に立ち返った。

 終演後、湯浅洋劇場支配人が報道陣の取材に応じ「たかみなをはじめメンバーは一生懸命明るくやってくれた。終わってから“公演が楽しい”と言っていた。これ(公演)が始まらないと、AKBとして次に行けないので」とひとまず劇場再開に安ど。

 しかし、メンバーのメンタル面に話が及ぶと、専門の医師を増やしたことを明かしたうえで「心の中はわからない。みんなの前で“私は調子が悪い”というメンバーはいないと思うので、我々のほうでも注意深く見ていきたい」と神妙な面持ち。被害に遭った川栄と入山については「静養しています。元気です。逆に元気すぎて怖いくらい。でもこれからだと思うので、徐々にケアできたら」と時間をかけていくとした。

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  • 再開後初のAKB48劇場公演で高橋みなみ(中央)らチームAは努めて明るくパフォーマンス(C)AKS
  • AKB48劇場の最前列(鉄柵前の黒いシート)は使用禁止となりステージ端には警備員も(C)AKS
  • 公演冒頭、チームAメンバーを代表して高橋みなみがあいさつ(C)AKS
  • 公演冒頭、チームAメンバーを代表して高橋みなみがあいさつ(C)AKS
  • 劇場入口前には空港並みのゲート式金属探知機が2台設置された(C)AKS

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