韓国の5人組ボーイズグループ・NU’EST（ニューイースト）が26日、東京・タワーレコード渋谷店で記者会見を実施。7月30日に韓国のヒット曲を収録したベストアルバム『NU’EST BEST IN KOREA』で、日本デビューすることが決定した。リーダーのJRは「夢がひとつ叶いました。言葉では表現できないほど嬉しいです」と集まったファンと一緒に喜んだ。

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　ベクホ、JR、レン、アロン、ミンヒョンの5人からなるNU’ESTは、韓国の8人組ガールズグループ・AFTERSCHOOLの弟分として、2012年にシングル「Face」で韓国デビュー。同作が『ソウル歌謡大賞』で新人賞にノミネートされ、注目を集める。グループ名は、ニュー（NU）・エスタブリッシュ（Establish）・スタイル（Style）・テンポ（Tempo）の合成語で、「音楽に合わせて新しいスタイルを作る」という意味を持ち、スタイリッシュで洗練されたルックスとパフォーマンスで人気を獲得している。アジアはもちろん、欧州や中米、南米などでも高い人気を誇り、Facebookの登録者が165万人を超える。

　ミンヒョンは、大ヒット中の映画『アナと雪の女王』が最近のブームと言い、「日本語で覚えました」と人気曲「レット・イット・ゴー」のサビをアカペラで熱唱。メンバーそれぞれ、流暢な日本語を披露し、「これからも日本語をがんばります」（レン）と約束した。また、JRは「僕は日本全国に行ってみたい！日本に住みたいぐらい。東京ディズニーランドに住みたいです」とアピール。レンは「東京ドームでライブをやってみたい」と夢を語り、「これからもっとカッコ良い姿を見せるので、たくさん愛して下さい」（アロン）、「僕の夢は日産スタジアム。日本でナンバーワンになれるように一生懸命がんばります」（ミンヒョン）と意気込んだ。

　さらに、アルバム購入者を対象とした6大都市で開催されるタワーレコードの店頭イベントも決定した。同イベントには、記者会見中にくじで選ばれた2名が、メンバーを代表して各地を訪れる。レンは「とても嬉しいです。みなさんと一緒に美味しいものを食べたい！」と喜び、JRは「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった。うれしいけど……」と少し驚いた様子。一方、選ばれなかったベクホは「本当に2人だけで行くの？」と悔しそうな表情を見せた。このほか、8月18日のZepp Nagoyaを皮切りに初の東名阪ツアーを開催する。