タレントのビートたけし（67）、水道橋博士（51）、マツコ・デラックス（41）、坂上忍（46）が24日、東京・六本木のテレビ朝日で同局系特番『ビートたけしのいかがなもの会』収録後に報道陣の取材に応じた。舌鋒鋭い顔ぶれだが、ASKA容疑者（56）の話題でマツコは「こういう質問本当困ってさ。全部書かれるじゃない。私、パス」と困惑。前日までに「バカヤロー」と断罪していた坂上も、さすがにこの話題に疲れたのか「思ったこと言っちゃうので、求めないで」と口を閉ざした。

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　逮捕後薬物の使用を否認していたASKA容疑者は一転、23日に薬物使用を認める供述をしていることが報じられたが、たけしは「粘ると実刑くらうとぞって（思っていた）。裁判長への印象が悪くなると、初犯で実刑になる。私の経験ではね。警察にずいぶん脅されたことがある」と、自身の“騒動”を振り返って笑わせた。

　「歌い手、お笑いっていろんな芸風があるけど、芸風で人柄は判断してはいけない」と諭し「CHAGE and ASKAの歌はいい歌だけど、いい人が作ったわけじゃないんだから。本人の責任だし、作品と作った人をつなげる必要はない」と作品の回収問題にも触れていた。

　同番組は昨年末に深夜特番で好評を博し、第2弾の今回で2時間超のゴールデン特番に進出（6月1日　後8：58〜後11：10）。たけしをはじめ、土田晃之（41）、カンニング竹山（43）、山里亮太（37）ら芸人とマツコ、ナジャ・グランディーバたちがさまざまな業界で目撃されている“いかがなものか”を斬りまくる。

　今回のテーマ「新人」について、たけしは自らの若手時代を「まわりに嫌がられた」。先輩から「芸ができなくなる”といわれて、よく先輩芸人たちに怒られたもん」といい、「でも、それも勲章なんだよね。（自分たちが）舞台に立ったら、演芸場に出演する芸人全員が見に来ちゃって、楽屋が空っぽになったことがあったけど、あれは快感だったな！」と回顧していた。