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窪田正孝、ジブリ作品の声優をやりたい

 NHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演中のほか、映画、ドラマなどここ数年で多くの話題作に出演。今もっとも注目される若手俳優のひとりである窪田正孝が、俳優デビューまでとブレイク真っ最中の今の心境を語ってくれた。

 高校生のときは兄の影響でバイクに興味を持っていました。そういうのもあって、もともとは整備士になりたかったんです。学生時代はガソリンスタンドでバイトをしていたこともあります。それが、母親きっかけでオーディションを受けて、今はぜんぜん違う道に進んでいますけど、その当時から映画は好きでした。金曜ロードショーとかで放送された映画をビデオに録画して何度も見返したり。好きな映画はテープがすり切れるまで見ていました。(いちばん多く観た映画は)たぶん……『もののけ姫』ですね。いつかスタジオジブリ作品の声優の仕事もやってみたいし、個人的には宮崎駿さんに会いたいです(笑)。

 (お芝居のおもしろさに目覚めたのは)19〜20歳の頃に1年間やらせてもらったドラマ『ケータイ捜査官7』(主演)ですね。その作品で三池崇史監督に出会えたことも大きかった。1年間という長い期間で、毎日のリズム──朝起きて、現場に入って、メイクして、監督に芝居をつけてもらって、その空間になじんで、芝居して、昼食べて芝居して、夜食べて芝居して……。そういう役者としてのリズムで過ごせたことと、スタッフさんやキャストさんとの出会いも貴重でした。答えがないからやればやるほどおもしろくて。今回の麗役も違う方がやればぜんぜん違うものになるわけですから、こんなにおもしろい仕事はないなって思うんです。当然、そのおもしろさのなかには危機感や恐怖感もあるけど、それに立ち向かっていくスリルを噛み締めています。

 (今は)悔しい思いもしているし、この先もするだろうけれど、本気になってどこまでできるのかっていうのは分からなくて。分からないからこそ続けていくのかもとも思います。『闇金ウシジマくん Part2』でいうと──(演じる)麗が彩香(門脇麦)と一緒にポルシェに乗って現れる長回しのシーンですね。5〜6ページのセリフをほぼひとりでしゃべっているんですけど、現場に入ってから急にセリフがぜんぶ変わってしまって(苦笑)。彩香という心を開ける相手と出会ったことで、それまで抱えていた思いをぜんぶ吐き出すという、麗のバックボーンを語る大切なシーンでもあって。結果、15〜16テイクになってしまいました。麦ちゃんにはほんと申し訳なかったですね。

 この作品に限らず、苦しいことって終わって数年経つと笑って話せるし、そうやって現場で課題を与えられることは役者としてすごくしあわせなこと。確実に自分の実になって残っていくものだと思います。

窪田正孝インタビュー『こんなにおもしろいことはない』

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