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w-inds.、エリック・ベネイのヒット曲を初カバー!「素晴らしいシンガー」と本家からお墨付きも

 人気グループ・w-inds.が、米人気歌手のエリック・ベネイのヒット曲「Sometimes I Cry」(6月11日発売)をカバーすることが、わかった。同曲を日本人がカバーするのは初のこと。11日から3日間に渡ってBLUE NOTE TOKYOでライブを行うために来日したエリックは、w-inds.と初対面し、「素晴らしいシンガーだと思いました。僕自身のことを自慢するわけではないのですが、この曲をオリジナルキーでカバーするのは、誰もができることではない」と大絶賛した。

憧れのアーティストと対面したw-inds.(左から千葉涼平、橘慶太、緒方龍一、エリック・ベネイ)

憧れのアーティストと対面したw-inds.(左から千葉涼平、橘慶太、緒方龍一、エリック・ベネイ)

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 もともとエリックのファンであった橘慶太が、「いろんな人に“高音が特徴的な声だ”と言われ、自分でもひとつの武器になるなと思っていたときに、「Sometimes I Cry」を聴いて、自分の良い部分が出せる楽曲だと思いライブで歌わせてもらいました」とライブでカバーしたことがきっかけで、ファンからの要望もあり、今回のシングル発売へと至った。

 エリックは、1992年に姉と従兄弟からなるグループ・ベネイでデビューし、1996年にはアルバム『トゥルー・トゥ・マイセルフ』でソロデビューを果たした。「ファルセットの高いキーは、曲の一部分でアクセント的に使用していましたが、『Sometimes I Cry』では、全曲に渡って高音が展開される」と難易度の高く、エリックの長いキャリアのなかで、新たな挑戦となった1曲。多くのアーティストが大絶賛し、世界中でヒットした名曲を圧倒的な歌唱力を誇る慶太が、日本人として初めてカバーした。

 エリックは「10代の頃の夢は、他の国の人たちに僕の音楽を知ってもらうことで、同じ言語が話せなくても、僕の音楽に共感してくれたらいいなと思っていた。今回、w-inds.さんが僕の音楽をカバーして、ファンのために歌っているということを聞いて、夢が叶って嬉しいです」と喜んだ。一方、メンバーの千葉涼平も「今回こうやって素晴らしい楽曲に携わることができて、嬉しいです」と笑顔を見せ、「お互いのリスペクトが感じられますね」(エリック)と同じアーティストとして心を通わせた。

 また、約20年間アーティストとして第一線で活躍してきたエリックは、「アーティストとして成功し、素晴らしい声を持っている人でも、年を取って力強い声が出なくなるひとが多い。ちゃんと自分のケアをしていくことが重要。そうすれば、僕みたいに年を重ねても、1日何回もショウもできるようになります」とアドバイスを送り、「僕もそう思います」と緒方龍一はうなずき、「憧れのアーティストに会って、貴重な話が聞けて本当嬉しいです」と語った。

 「将来的にもし機会があれば、みなさんと一緒にスタジオに入って、僕自身がプロデュースさせてもらうということもあるのかなと思います」とエリックからのラブコールも。「もしスタジオに入って一緒に仕事をしたら、今度はみなさんから学ぶことがあるかもしれない。僕自身がアーティストとして進化できる何かをみなさんから学べるのではないかなと期待しています」とエールを送った。

 なお、この対談の模様は、テレビ東京系音楽番組『超流派』(毎週金曜 午前2時30分〜)で6月13日に放送される。

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  • 憧れのアーティストと対面したw-inds.(左から千葉涼平、橘慶太、緒方龍一、エリック・ベネイ)
  • 少し緊張気味のw-inds.とエリック・ベネイ
  • 同じアーティストとして心を通わせたw-inds.とエリック・ベネイ

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