シンガー・ソングライターの秦基博が、『ドラえもん』シリーズ史上初の3DCGで描く映画『STAND BY ME ドラえもん』（8月8日公開）の主題歌を担当することがわかった。秦は「子どもの頃から観ていた『ドラえもん』に自分が関われる日が来るなんて。本当に感動です」と新曲（タイトル未定、8月6日発売）を書き下ろし。「そばにいてくれる大切な存在へ向けての想いを歌に」したバラード曲となっている。

　1980年の映画第1作から36作目となる同作。春休み映画の定番として毎年公開されている『映画ドラえもん』シリーズとは趣が異なる、懐かしくも、新しいドラえもんの世界を展開する。

　物語は原作の名エピソードとして知られる1巻「未来の国からはるばると」、6巻「さようなら、ドラえもん」、25巻「のび太の結婚前夜」などを織り交ぜ、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかちゃんとの結婚をめぐる話に新要素を加えて描く。

　八木竜一監督は「今回はのび太としずかちゃんの恋の行方がお話の軸になっています。秦さんは、音楽で質感や温もりを表現できる稀有な人。彼の繊細でせつない声は、皆さんに『きゅん』をお届けするために必要不可欠だと思った」とコメントを寄せた。