お笑いタレントの明石家さんま（58）が30日、東京・両国国技館で開催された千原ジュニアの40歳記念バースデーライブ『千原ジュニア×（かける）□』にサプライズで登場、昨年浮上した“60歳引退説”を真っ向から否定した。

　ジュニアとの共演番組で「60歳で引退」と口走ったさんまは、「それから皆に聞かれる。週刊誌や新聞社なんかも来る」とぐったり。還暦引退を「せえへんからな！」と否定し「限界まで行くだけのこと」と芸人魂を燃やした。

　一方で「タモリさんや（ビート）たけしさん、所ジョージさんとは違う。（3人は）剣道で言うところの懐が深い。俺は激しくてバンバン竹刀を振る芸風。あの人たちのようにはいかない。引き際はあの人たちよりは早いと思う」と引退時期を意識していることは認め「60歳で（今後を）考えるのは事実やけど」と心境を明かす一幕もあった。

　構想5年の生誕祭には、ダウンタウン・松本人志、出川哲朗、ケンドーコバヤシら大勢の芸人仲間に加えて、世界的ダンサーのケント・モリ、イリュージョニスト・プリンセス天功、脚本家・宮藤官九郎ら各界の著名人らも祝福。集結したファン8000人からも「おめでとう！」と大コールが巻き起きていた。