お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功（50）、落語家でタレントの笑福亭笑瓶（57）が、2003年9月に終了した深夜の人気バラエティー『HAMASHO』（読売テレビ・日本テレビ系）のDVD特典映像収録をこのほど都内で行った。収録後にORICON NewSの独占取材に応じた浜田は、ネットなどで物議を醸している“引退”発言について「しゃれ」と一蹴し、コンビ解散についても「何も考えていない」と笑い飛ばした。

【写真】その他の写真を見る

――今回、“同窓会”として10年以上ぶりに『HAMASHO』のスタッフと収録を行いましたがどうでしたか？

浜田雅功　振り返っても面白い企画が多い。この番組は『ごっつええ感じ』が終わって、もうヅラ被ることもなくなった時に話が来たので、「やっておかないと」って思えましたね。笑瓶さんとのタッグと聞いたときは「その組み合わせ来るか」って驚きましたよ。

――「風俗刑事」や食べ物などを使った過酷罰ゲームなど、今では放送倫理上できない企画ばかりですが。

浜田　残念な部分はありますよ。風俗刑事だって実際に途中で終わってるわけで。本当は今でも全然やりたい。規制がある中で、どこまでできるかわからないけど、今できるリミットの範囲内で。ただ、俺もう50歳過ぎて（規制とかで）怒られるの嫌やわ〜（笑）。30代ならまだ若さでええけど、50過ぎて怒られるのはな〜。

――「リタイアしたい」というような発言がネットで話題になってますが、今でも体を張った仕事をして行きたいんですね。

浜田　その発言はしゃれで言うただけ。東野（幸治）とロケやってる時に「最近どうですか」と聞かれたから、「巨泉さんみたいなのがいい」って軽く言うたら、ネットで大袈裟にリタイアみたいになって。全然ないですよ。

――過酷罰ゲームもまだやりたい？

浜田　もちろん。バカバカしいことはなるべくやっておきたい。この「HAMASHO」にしても、できへんもんはあるかもしれないけど、深夜のスペシャルでもええし、今なりのやり方で何かできるかなと。規制があるのなら放送の流れによって、一部をDVDで流したらええしね。

――相方の松本人志さんが、テレビで“いつかのコンビ解散”について話していましたが、ご自身は意識することありますか？

浜田　今のところは何も考えてないですよ。別に普通にやってます（笑）。でも、そうなった時はなった時、なるようになると思う。この年になったら、相方に腹立つこともないですし、そんなものはとっくに通り越してる。けんか別れしたり、コンビ解散とかは30代ぐらいちゃいますかね。この年になったら何もないですよ。

　『HAMASHO』は、1997年10月〜1999年9月と2002年4月〜2003年9月の二期にわたり深夜で放送され、風俗刑事やHAMASHOクイズ、コスプレゴルフなどの企画が人気となった。今回収録された“同窓会“の模様は、同番組のDVDシリーズ全4巻の購入者全員に応募特典としてプレゼントされる。