女優で歌手の木の実ナナが20日、読売テレビ系情報番組『情報ライブ　ミヤネ屋』（毎週月〜金　後1：55）に出演し、所属事務所「アトリエ・ダンカン」の自己破産について現在の心境を語った。

　木の実は、破産が公になる3日前に事務所社長から「ごめん。もう駄目だ。自己破産なんだ」と聞いたというが、「その時はそんな驚きはなかった」と回想。その後、同番組きっかけで「私が映っていて、『自己破産』と出てて、“え？”と思って。それで（社長が）いらしたのかと思った」と、事の重大さを理解したことを明かした。

　木の実は「お金に対して苦手で…」と、会社の経営に関わっていなかったと説明。今回の破産に「まさかこうなるとは思っていなかった」と驚きは隠せず、「所属タレントとして、すごく残念だった。つらかったです」とうつむいた。

　破産理由は「聞かないけれど、いろんな方にご迷惑をかけているよう」と明かし「出演料の未払いもあると聞いています」と語っていた。

　木の実の仕事自体に「支障はない」といい「みんな心配してくれた。ごめんなさい。でも、木の実ナナは元気です」と気丈に振舞っていた。