昨年、スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿両監督の最新作『かぐや姫の物語』『風立ちぬ』が劇場公開され、話題になったことを受け、「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」の提供により、両監督およびジブリそれぞれの“出発点”となった作品を特別上映するイベントが、21日（金・祝）、22日（土）、23日（日）の各日午後7時から、東京・新宿バルト9で開催されることになった。

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　「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」では、2007年に始まり、高畑・宮崎両監督が影響を受けた作品や彼らが薦める作品を中心に、世界の良質なアニメーションを劇場公開やDVD化によって広く紹介してきた。

　今回のイベントは「これが出発点だ。」と呼ぶべき3作品を各日1回ずつ上映。高畑氏の第1回監督作品『太陽の王子 ホルスの大冒険』（1968年）と、宮崎氏の第1回監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』（1979年）、そしてスタジオジブリ創設の記念碑的作品『風の谷のナウシカ』（監督：宮崎駿、1984年）の3作品、いずれも35ｍｍニュープリントで上映される。

　午後7時開始の回はトークショー付き上映となり料金は2000円（税込）。それ以外の上映は1500円（税込）。各回入替制。チケットは、8日、日付が変わると同時にオンライン予約システム「KINE ZO EXPRESS」で販売開始。8日以降、劇場窓口でも販売される。