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日本コロムビア、佐村河内作品に「法的な責任はない」

 レコード会社・日本コロムビアは6日、公式サイトを更新し、ゴーストライター騒動の佐村河内守氏(50)について「弊社社内調査等の結果を踏まえまして、事実関係をご報告すると共に、弊社としての見解をご連絡申し上げます」と報告した。

佐村河内守氏は明日の会見で何を語る?

佐村河内守氏は明日の会見で何を語る?

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(1)「交響曲第1番“HIROSHIMA”」CD発売までの経緯について
2010年4月のCD化の検討開始から2011年7月のCD発売の経過を説明した上で、同社がCD化を検討する以前から当該楽曲の演奏は既に行われ、また著作権管理団体において当該楽曲が「佐村河内守氏作曲」として登録されている事実を確認したことから、佐村河内守氏が当該楽曲を作曲したことに疑念を抱く余地はなかった。

(2)ゴーストライターの存在について
佐村河内守氏作曲とされる楽曲について「第三者が関与しているらしい」といった話については、弊社担当者が耳にしたことがありましたとした上で、具体的な根拠を示すような情報でなかったことから、その時点においては佐村河内守氏に対する誹謗中傷であり、根も葉もないうわさに過ぎないと認識した。

(3)佐村河内守氏の聴力および経歴について
弊社担当者が佐村河内守氏とのコンタクトを開始した2010年4月頃より、本人からは「全聾である」との説明を受けており、弊社担当者との会話に際しては、全て手話通訳を介して行っておりました。また同社担当者が障害者手帳の確認も行っていたため、佐村河内守氏が全聾(ろう)であるという点について疑念を抱いたことはなく、それ以上の確認などを行ったことはなかった。

(4)弊社と佐村河内守氏との関係について
同社と佐村河内守氏との間で専属契約、マネジメント契約などの契約関係は一切ない。佐村河内守氏作曲とされる楽曲については、同社は著作権管理団体に対して楽曲の使用料を支払っている。したがって、弊社は佐村河内守氏に関するマネジメント業務等は一切行っていない。なお、現在、弊社は佐村河内守氏との間で、一切連絡を取り合っておりません。

 上記記載通り、事実関係に基づき、同社が発売した佐村河内氏関連商品は、その時点においては正しいと信じるに足る情報を記載。「弊社に法的な責任はないものと考えております」と主張。だが一方で、「結果として誤った内容が多く含まれていたことは事実であり、その情報を信じて弊社商品を購入されたお客さまに対しては、商品の発売元として道義的な責任を痛感しております」としている。

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