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築地から移転「豊洲新市場」を学ぶセミナーが開催

 多様で新鮮な食材とその持ち味を活かした調理法、年中行事との関わりや季節の移ろいを絶妙に表現した盛り付けなど、その奥深さが海外で高い評価を得て、ユネスコの世界無形文化遺産への登録も決まった「和食」。そんな日本の食文化を支え、生鮮流通の中核を担う存在のひとつ、東京都中央卸売市場築地市場が、江東区・豊洲に移転する。現在、東京都では2015年度中の完成を目指す「豊洲新市場」や、卸売市場の機能や役割を都民に伝える『TOKYO ICHIBA PROJECT』を実施している。

 1935年(昭和10年)の誕生から79年、今や日本のみならず世界中の食通を魅了するブランド“築地”市場。しかし、その建物の多くは耐用年数を越えており、古く開放型の施設では十分な温度管理も困難。また、敷地内の狭さから駐車場や荷さばき場が足りず、流通の鈍化や取り扱い数量の減少などが危惧されてきた。

 同プロジェクトは、そんな築地市場の魅力と課題を周知すべく、昨年11月から2月まで『TOKYO ICHIBUS セミナー』を開催(全6回の実施、内5回は募集終了)。実際に築地市場内を見学し、市場特有の活気や賑わいを肌で体感した参加者は「ターレー(小型運搬車)が行き来するには道が狭すぎて、歩行者には少し危険」「想像以上に建物の老朽化が進んでいてビックリした」など、中央卸売市場の現状や移転の必要性について理解を深めた。

 新市場用地となる豊洲地区は、それらの問題を解決するための十分な敷地面積と交通経路を有しており、震災による液状化や土壌汚染の対策も万全に進行中。競り場を間近に見られるツアーや新鮮な食材を使用した料理教室など、民間が中心になって具体化するイベントも積極的に行い、食関連の情報を発信する“千客万来施設”を目指す。

 次世代に現状と未来を伝えるべく、小学生向けのバスセミナーも2月22日に開催することが決定。築地市場、大田市場、豊洲新市場用地をバスで巡るツアーで、子どもたちは“こどもICHIBA記者”として施設内を見学しながら、市場の機能やそこで働く人々について取材するほか、子どもならではの視点で市場の“イマ”と“ミライ”を発表するワークショップも行う予定。本セミナーへの参加は、『TOKYO ICHIBA PROJECT』公式ホームページ内より申し込み可能。申し込みは2月10日まで(希望者多数の場合は抽選)。

 「食の安全」に注目が集まる昨今、日本の未来を担う子どもと共に、新たな市場から生まれる豊かな暮らし、受け継ぐべき食文化に想いを馳せてみてはいかがだろうか。



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