アニメ『プリキュア』シリーズ10周年作品にしてシリーズ11作目となる新番組『ハピネスチャージプリキュア！』(2月2日スタート、ABC／テレビ朝日系）の制作発表記者会見が24日、都内で行なわれ、メインキャストの中島愛、潘めぐみ、戸松遥の3人が登壇し意気込みを語った。

【写真】その他の写真を見る

　『ハピネスチャージプリキュア！』は『プリキュア』シリーズ10周年に制作される新作アニメ。「ハピネス注入」をキーワードに、女の子のテンションがあがる「おしゃれ」やイケメンをめぐる「淡い恋心」を盛り込み、皆を幸せにするプリキュア像を描いていくという。

　会見にはメインキャストの3人が登壇。キュアラブリー／愛乃めぐみ役・中島愛は「ずっとずっとプリキュアになるのが夢でした。これから1年間私と同じようにプリキュアに憧れている女の子たちに勇気と夢をお届けできるようにがんばりたいと思っています！」、白雪ひめ／キュアプリンセス役・潘めぐみ「プリキュアが放送され続けてきたこの日曜の朝というのは、私も本当に夢や希望をたくさん浴びて育ってきました。なので、チャージしてきたハピネスはいっぱいです！(笑)。今度はテレビの前のみなさんにチャージできるように、全身全霊で、演じさせていただきたいと思います」、キュアフォーチュン役・戸松遥は「自分もやっぱり女の子で、ちっちゃい時にアニメを見て、育ってきた立場なので、今度は自分が、見てくださる女の子たちに夢や希望やハピネスを与えられるように、精一杯演じていきたいと思います」とそれぞれ意気込みを語る。

　「全員同い年で、初めからすごく打ち解けることができました。しかも戸松ちゃんと潘ちゃんがものすごく笑わせてくれるので(笑)」（中島）、「お腹が空いては戦はできぬっていうことでですね、豪華なお菓子がいつも目の前にあって。それに向かって、ある意味ハピネスがそこにあって」（潘）、「本当に差し入れがすごくたくさんあって(笑)、甘いものを取りに行くときに『ハピネスチャージ！』って言いながら、すごくわきあいあいとしながらアフレコは進んでおります」（戸松）とそれぞれが語るように、アフレコ現場のムードはかなり良いよう。

　取材陣から「プリキュア10周年」にちなんで『10年続けていること』について質問が飛ぶと、中島は「80年代の女性アイドルのレコード収集」、潘は「表現者としてお仕事したいと思ったのがちょうど10年前で、その夢を諦めなかった10年間」、戸松は「小さい時からサメオタクでして(笑)。サメの生態については未だに興味があり続けてはいます」と答えるなど３者３様。　

　また、それぞれが小さかった頃どんな女の子だったのかという質問には「かなり活発な女の子で、山に行ったり木に登ったりする一方で、家に帰るとアニメを見て変身したりとか、漫画を1ページ目から最後まで自分でアフレコするみたいな、どっちの面もある女の子でした」（中島）、「短パン半袖で校庭をいつも駆け巡っているような子で、本当にサッカー、野球大好きって女の子だったんですけど。だけど、人見知りなところがあって、相反する性格が存在する難しい子でした」（潘）、「セーラームーンごっこをずっとやってました。その時からオチ担当みたいなところがあって、私はいつも妖魔の役でした。野性的に遊んでいる子で、帰り道は田舎だったので、つつじを如何においしく食べられるかとか、考えながら」とエピソードを明かした。

　そして最後に「プリキュアシリーズ10周年」を踏まえて、「言葉では言い表せないほど10年という時、関わってきた方たちの重みと歴史はすごく尊いと思います。私たち『ハピネスチャージプリキュア！』組も先輩プリキュアのみなさん、そして一緒にアフレコしてくださっている大先輩の声優のみなさんに、いろんなことを学んで私たちも吸収し、そしてキュアラブリーたちとも一緒に成長して、唯一無二の『ハピネスチャージプリキュア！』っていうのを作っていけるように頑張っていきたいと思います」（中島）とアピールした。

　『ハピネスチャージプリキュア！』は2月2日（日）朝8時からABC／テレビ朝日系にてスタート。