マラソンブームも定着し、朝や週末にはランニングを楽しむ人たちであふれている。とはいえ、ランニングにハマりすぎると、楽しく走るという気持ちよりも「走ることそのもの」や「タイム」に支配されてしまいがち。もっと無理なく快適に走るためにはどうすればいいのか？　17日に行われたイベント「大塚製薬『アミノバリュー』ランニングトレンドニュース」で、ランニングアドバイザーのMIDORIさんが、無理なく快適に走るためのポイントを教えてくれた。

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　同イベントは2月23日に開催される東京マラソンに向け、同大会の公式スポンサーである『アミノバリュー』を活用しながら、自己流ランナーが抱えている不安と解決法を紹介するために企画されたもの。MIDORIさんが教える5つのポイントは以下の通り。

○ナチュラル志向で
　「練習やレースで思うように走れなくてイライラするのはもったいないですね。趣味の世界を大切にする意味でも、ランニングを始めたころのピュアな気持ちで走ることを楽しんでほしいと思います」（MIDORIさん・以下同）。また、近年は最先端と言われる走り方があちこちで紹介されているが、骨格や筋肉の付き方は人それぞれ。マニュアルにとらわれず、まずは自分の芯となるべき動きをマスターして。

○腹筋を鍛える
　全身バランスよく強化することでケガの予防につながるので、筋トレは行っておきたいところだが、全身を鍛えるのは現実的に厳しいもの。そこで、MIDORIさんがオススメするのが腹筋。「腹筋は身体の中心部。腹筋を鍛えることで腹圧が高まり、上半身と下半身の連動がスムーズになります」。連動がスムーズになると小さな力で身体を動かすことができるようになるほか、身体全体を使った走りができるため、脚が疲れにくくなるとか。

○シューズをきちんとはく
　「自分では大丈夫と思っているかもしれませんが、意外にシューズをきちんとはけていない人が多いです」。普段スニーカーをはくような感覚でランニングシューズをはいている人、ヒモをほどかずにシューズを脱いでいる人は要注意。「シューズはまずかかと部分をしっかりと合わせて、その位置で固定するようにヒモを締めていきます。つま先部分は締めすぎてはいけませんが、脚の軸となる部分はしっかり締めて、シューズを足にフィットさせましょう」。

○走る前にはストレッチを
　「走る前に簡単な準備運動を行うと思いますが、プラスしてストレッチも行いましょう。ふくらはぎ、ハムストリングス、肩まわりの部分をじっくり伸ばしておくと走りが良くなります」。特にふくらはぎをストレッチすると、身体中に血液がめぐりやすくなり、やる気も湧いてくるそう。また、体内の水分が不足するとパフォーマンスに影響してくるので、しっかり補給を。そのとき、持久系アミノ酸「BCAA」を一緒に摂取しておくと、パフォーマンスのキープに威力を発揮するのでおすすめ。

○持久系アミノ酸「BCAA」を積極的に摂取する
　疲労回復や健康管理を目的に、アミノ酸は多くの人から支持されていますが、運動をする人たちから特に注目を集めているのが、持久系アミノ酸の「BCAA」。「運動強度がある一定レベルを超えるとエネルギーのほとんどが糖質から供給されるので、乳酸が産生されます。その血中濃度が高まると持久力、いわゆるパフォーマンスが低下するといわれています。しかし、走る前にBCAAを摂取し、エネルギー源として利用することで乳酸の産生タイミングを遅らせ、パフォーマンスをキープしてくれるのです」。

　ちなみに、MIDORIさんは「BCAA」を『アミノバリュー』で効率的に摂取しているそう。「朝食前に走ることが多いので、朝はBCAA含有率が高い『アミノバリューコンク』を飲んで出発します。水分補給とBCAA摂取が目的ですね。走り終わった直後にはペットボトルタイプの『アミノバリュー4000』でBCAAと水分・電解質を一緒に補給しています」。

　なお、そんな『アミノバリュー』は2月1日より、神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合と共同で「銭湯ランナー」プロモーションを実施。神奈川県内41ヶ所の銭湯をランニングステーションとして利用できるようにするほか、近隣のマラソンコースを記載したオリジナルのランニングマップの配布やアミノバリューの飲み方を記載した冊子を提供する。