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さしこ、大分初凱旋公演に感涙「すごく幸せ」 HKT初ツアー1曲目は“役得”のモー娘。

 AKB48の姉妹グループで福岡・博多を拠点とするHKT48が11日、大分のiichikoグランシアタで初の単独ツアー『HKT48九州7県ツアー〜可愛い子には旅をさせよ〜』の初日を迎えた。大分出身の指原莉乃(21)にとって初となる地元凱旋公演で大声援を浴びると「初凱旋すごく幸せです。大分で生まれ、大分で育ったことを誇りに思います」と涙まじりに感激した。

地元初凱旋コンサートで涙まじりにあいさつするHKT48指原莉乃(C)AKS

地元初凱旋コンサートで涙まじりにあいさつするHKT48指原莉乃(C)AKS

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 記念すべき初ツアー注目の1曲目は、“まさか”のモーニング娘。のヒット曲「ザ☆ピ〜ス!」(2001年)。ハロプロ好きを公言し、今月5日には東京・中野サンプラザで行われたハロプロのコンサートを観て刺激を受けた指原は、兼任する劇場支配人の“役得”とも言える選曲と同曲のMVをほうふつとさせる水夫の衣装で観客をあっと驚かせた。

 宮脇咲良は「さっしー(指原)の提案で『ザ☆ピ〜ス!』を披露したんですが、皆さんびっくりしてくださるかドキドキした」とサプライズ成功に満面の笑み。AKB48時代を通じて初の凱旋コンサートに感激しきりの指原が「大分の皆さん、ただいまー!」と呼びかけると、客席からは「おかえりー!」の大声援が返ってきた。

 昨年3月にCDデビューし、シングル2枚と持ち歌の少ないHKT48は、AKB48が過去に出演していたドラマ『マジすか学園』のパロディ劇や大喜利を披露したほか、AKB48グループの楽曲や乃木坂46、AKBアイドリング!!!の楽曲を含めて全30曲(昼公演は29曲)を歌唱し、会場を沸かせた。

 昼夜2回公演の夜の部アンコールでは、指原“劇場支配人”が「新クラスを発表します」と上半身タキシード姿で登場。会場が大きなどよめきに包まれるなか、研究生17人の昇格および約2年ぶりとなる新チーム「KIV(ケーフォー)」の発足、既存のチームHを含むメンバー32人を再編成する「クラス替え」をサプライズ発表した。

 メンバーが動揺と混乱で泣きじゃくるなか、発表した指原自身も「すごくびっくりしました」と驚きを隠せず「今回は“組閣”ではなく“クラス替え”というポジティブな考えです。名前を呼ばれなかったメンバーは、これからどうなるかを自分でしっかり考えて、前向きに頑張ってください」と昇格が見送られた研究生15人にエールを送り、場を落ち着かせた。

 新チームHのキャプテンは引き続き穴井千尋、チームKIVキャプテンには多田愛佳が就任。一昨年10月まで在籍したAKB時代は“妹キャラ”だった多田は終演後「私自身、マイペースなのでキャプテンに向いていないかもしれないですが、新チームのメンバーがみんな“ついて行きます”と言ってくれたので、期待に応えられるよう、新チームHに負けないよう、精いっぱい頑張ります」と宣言した。新チーム体制は今春からスタート予定。

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