俳優の水嶋ヒロ（29）、剛力彩芽（21）が19日、都内で映画『黒執事』（来年1月18日公開）“黒”スマス・イベントに出席。同作で完全無欠の悪魔の執事役を演じた水嶋の普段の印象について、剛力は「完璧なんですけれど、完璧じゃない」とキッパリと言い切った。

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　3年ぶりの主演復帰作となった水嶋とコンビを組んだ剛力は「どう表現したらいいかわからないですが、水嶋さんのゆったりした感じがまた良くて…」とプライベートでの水嶋の様子を語り、「完璧っていう言葉がもったいないくらいの完璧な人。うーん…違うかな」と困惑しながら説明。すると、水嶋は「すごい気遣わせている」と苦笑し、場内の笑いを誘った。

　水嶋に対し「最初は近寄りがたい」イメージを抱いていたと明かした剛力だったが「水嶋さんといると癒やされる時間が流れる。お父さんみたいに温かい目線で私たちを見てくれている」とニッコリ。さらに「年齢的にはお兄ちゃんくらいですが、どっしりとした安定感がお父さんみたいです」と絶賛すると、水嶋も「元々素敵な笑顔だと思っていたけれど、撮影の合間に話をして、温かい心を持っている方だなと思った」と剛力に好印象を抱いていたことを笑顔で明かしていた。

　同作は、漫画やアニメなどで絶大な人気を誇る枢やな氏原作のコミックを実写化。貴族の執事セバスチャンと女性であることを隠している幻蜂清玄を中心に、映画版オリジナルのストーリーが展開していく。イベントにはそのほか、松橋真三プロデューサーも出席した。