俳優の岡田将生が“金好き女たらしのダメ男”、女優の広末涼子が“子持ちのポールダンサー”を演じ、二人がセクシーなポールダンスを披露する映画『彼女との上手な別れ方』が2014年初秋に公開されることが11日、わかった。

　同作は、脚本も担当している岡本貴也の同名小説『彼女との上手な別れ方』（小学館）を原作にしたヒューマンコメディ。岡田が演じる主人公は、女たらしで自己中心的な最低男。4人のユウレイから金を巻き上げ、成仏作戦に闘志を燃やし、ウエディング姿で結婚式を行ったり、消防士としてヒーローになったり、男子高校生に熱い告白をしたりといろいろな顔を見せる。

　一方、広末が演じるのは、小学生の息子を残し無念にもユウレイとなってしまったシングルマザーのポールダンサー。金と女にしか興味のないダメ男と現世に未練たっぷりなユウレイのコンビが、笑いと涙の予想外のストーリーを繰り広げる。

　同作の見どころのひとつが二人のセクシーなポールダンス・ショー。すでに肉体作りとポールダンスの猛特訓を重ねているが、クランクインを前に岡田は「まさか自分がポールダンスをやるとは思っていませんでした。全身筋肉痛になりながらもこの映画に必要不可欠なポールダンスを全うすべくがんばっています。自分とはかけ離れている、バカで素直ではなくて不器用な男を全力で演じてやろうと思っています！」と意気込む。広末は「ステージでは華やかさを、日常では愛しさと切なさを表現できるといいなと思います。素敵な脚本を演じきることができるよう、今は初めての経験に痣と筋肉痛との日々です」とコメントしている。

　同作は、12月12日にクランクイン、2014年1月中旬クランクアップ予定。