俳優・岸谷五朗の呼びかけに賛同した俳優やミュージシャンが共演するエイズ啓発活動『Act Against AIDS 2013（AAA）』が1日、東京・日本武道館で開催された。岸谷は「みなさんのおかげで今年もチャリティができます。ありがとうございます！」と呼びかけると、8500人のファンからは大歓声が巻き起こった。

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　この日は、岸谷を筆頭に俳優の寺脇康文、ウルトラマンティガ、岸谷香、CROSS GENE、THE SECOND from EXILE、サンプラザ中野くん、C＆K、Skoop On Somebody、高橋優、パッパラー河合、BABYMETAL、ポルノグラフィティ、三浦春馬、Rihwa、渡辺敦子、シークレットゲストとして中村雅俊、はるな愛が登場した。

　三浦はEXILEの「愛すべき未来へ」を歌いながらステージに登場。観客の声援に応えながら熱唱し終わると、会場からはこの日一番の歓声が起こった。その後は岸谷、寺脇、サンプラザ中野くん、ウルトラマンティガと共に「Brave Love.TIGA」を披露。事務所の先輩でもある岸谷から「かわいい髪型になったね」と髪型の変化を指摘されると、三浦は照れ笑いを浮かべながら「ドラマの役作りで」と明かした。

　毎年12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、1993年からエイズの現状や正しい知識などを伝えることを目的に開催している同イベント。収益金は全額、国内外のHIV感染者・エイズ患者への支援やエイズ基礎知識の啓発資料の制作費、ラオスのHIV感染孤児たちの生活費・治療費、病院建設の支援などに使用。

　なお、2日間開催された昨年の収益金は3929万597円で、1650万円は東日本大震災の被災地への支援、1650万円はラオスのエイズ医療支援、そのほかは国内のエイズ啓発活動に割り振りられた。