俳優の堺雅人がソフトバンクモバイル新CM『企業ドラマ タクシー篇／廊下篇』に出演することが16日、わかった。同CMで堺は、話題のスマホが三つ巴の戦いに突入した現在、各社似たサービスを展開する現状を打破するため、歯に衣着せぬ発言や毅然とした態度で問題点を的確にあぶり出していく同社の敏腕社員という役どころ。早口でまくし立てる廊下での鬼気迫る演技は、大ヒットを記録したドラマ『半沢直樹』（TBS系）を彷彿とさせる。

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　堺は『半沢』風の熱血サラリーマン役に、「僕が演じる人物の謎めいたところが面白いのではと思っています」とコメント。一方で、「自身がサラリーマンとして勤務していたら？」という質問には、「会社勤めの経験がない」と明かしつつも、「目の前の仕事を一つずつこなしていく地味な社員になるんじゃないでしょうか」と話し笑わせた。

　また、本CMでは、カット割りをせずに、1台のカメラで長回し撮影を敢行。高い集中力と確かな演技力が求められる難しい撮影を無事に終えると、「面白いものができそうですね。完成を楽しみにしています」と手応を感じた様子。

　堺自身、今回の役柄に愛着が湧いているようで、「みなさんと一緒に、今後の展開を見守りたい」と次回作にも意欲。人気CMシリーズ『白戸家』の話題にも触れ「今まで共演したことがある方がたくさんいらっしゃるので親しみをもっていました」と声を弾ませた。白戸家には、『半沢』で夫婦役を演じた女優・上戸彩も出演している。今後、再共演の行方にも注目したい。

　新CM『企業ドラマ タクシー篇／廊下篇』は、10月18日より全国で順次オンエア開始。