人気グループ・KAT-TUNの中丸雄一（30）が16日、都内で行われた主演ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』（毎週月曜　深夜0：28　TBS系）の制作発表に出席。主題歌に元メンバー・田中聖（27）脱退後初となるKAT-TUNの新曲「楔-kusabi-」（11月27日発売予定）が起用されることが発表され、中丸は「いいリスタート。新生KAT-TUNができたと思うので、楽しみに待ってくれたら」とファンに向けてアピールした。

　「FACE to Face」（5月発売）以来となる久々の新曲について、「ミニアルバムに収録予定。このドラマに沿って録って、撮影したので、かなりいいものができたと思う」と手応えをにじませ、「いろいろメンバーやスタッフと話をして、今までのKAT-TUNの良さを消さず、ドラマの要素もあって、最先端のものを盛り込んだ」と胸を張った。

　所属レコード会社によると、新曲のレコーディングは9月10日前後に実施。当初は田中を含めた5人でリリースに向けて進行していたが、田中の脱退を受け、4人バージョンに変更したという。

　同ドラマは、中丸扮する天才トリック作家が、爽やかなインタビュアーに変身し、美人編集者（木村文乃）と共に事件を追うコメディー・ミステリー。中丸演じる作家・白川次郎は、普段は冴えない雰囲気かつ長髪でやや猫背。それでも、カツラや二重メイク、背筋矯正ベルトを着用し、二枚目スターに変身して怪奇な殺人事件に立ち向かう。

　会見では、記者席から突如現れた中丸が、共演の木村や三木聡監督にインタビューする形式で展開。劇中の自身の容姿について中丸は「ト書きにロン毛と書いてあって、木村拓哉さんみたいなオシャレなロン毛かと思ったけど…」と不満げだったが、ドラマの出来については「感動した！　良かったです、自分で言うのもあれだけど」と自画自賛していた。

　ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』は10月21日よりスタート。