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“ジャムおじさん”“ばいきんまん”らも沈痛「自分自身を失うよう」

 人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の生みの親として知られる漫画家・絵本作家のやなせたかしさん(享年94)が13日に死去したことを受け、1988年のアニメスタート時からジャムおじさんの声優を務める増岡弘(77)、ばいきんまんの声を担当する中尾隆聖(62)、バタコさん役の佐久間レイが15日、所属事務所を通じてお悔やみコメントを発表した。

94歳で亡くなった「アンパンマン」生みの親、やなせたかしさん(09年7月撮影) (C)ORICON NewS inc.

94歳で亡くなった「アンパンマン」生みの親、やなせたかしさん(09年7月撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 増岡は「言葉に出来ないほど悲しいです。私にとっては大変大きな存在でした。自分自身を失うようです」と大きなショックを受けており、「私の喜寿のお祝いの時に、アンパンマンとジャムおじさんの絵を描いて頂いたことを思い出します。謹んでお悔やみ申し上げます」と感謝とともに故人を偲んでいる。

 また、人気キャラクター・ばいきんまんの声を担当する中尾隆聖は「大変ビックリです。私の中で、やなせ先生はアンパンマンそのままの方なので、先生はずーっといつまでもいらっしゃる方だと思っていたので、凄くショックで、さみしいです」と明かし、「ばいきんまんのオーディションで誰もいなければ、僕がやるとおっしゃっていたのを今でも覚えています。ばいばいきんしたくないです」と名台詞を交えてコメント。

 バタコさん役の佐久間レイ(48)は「アンパンマンのバタコ役として、26年間のお付き合いの中で『バタコさんの役目はね “行ってらっしゃい”と“おかえりなさい”ですよ。人は帰るところがあるから、待っていてくれる人がいるから 思い切り冒険ができるんですよ。“おいしくな〜れ”と想いを込めてこねるから パンにも命が宿った大切なことは、想いを込めること。』そんな 宝石のような言葉をたくさんくださいました」と故人との思い出を振り返り、「やなせ先生、バタコの縫った手作りマントで、天国に飛んで行けましたか? 命を役立たせ、使い切って旅に出た先生。ご自身がアンパンマンそのものでしたね。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」と胸の内を明かしている。

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