「NAVER まとめ」とは、LINEが運営する、インターネット上の様々な情報をまとめ主が自由に組み合わせ、ひとつのページに保存・紹介することができるキュレーションサービス。報奨金制度なども手伝って急速に利用者を伸ばしている。検索領域でも存在感が増しており、閲覧数も急増している。
一般のユーザーが自ら情報のキュレーターとなってコンテンツを構築するため、既存の媒体などではなかなかないようなニッチな着眼点なども盛り込まれる点が魅力となる。例えば『表参道+カフェ』を検索した場合、人気店などが検索の上位に上がりやすいが、その中で、「NAVER まとめ」から『電源コンセントが使える表参道のカフェ一覧』といった情報がまとめられたものもヒットしたりする。そうした多様性にこそ「NAVERまとめ」の優位性がある。
同じキュレーションサービスである「Togetter」や「2ちゃんねる」のまとめ系サイトなどに比べ、いわゆる暇つぶしのネタだけではなく、実用情報やニュース性の高い話題なども幅広くエントリーされ、支持を集めているのも特徴のひとつ。企業体が宣伝やマーケティングなどに利用する例も多い。
一方、サービス利用者が拡大するにつれ、他サイトの内容をほぼそのまま転載し刺激的な見出しをつけただけ、といった悪質なまとめも増え、問題化することにもなった。NAVER側ではまとめを24 時間モニタリングする体制を整え、引用の範囲を超えているなど悪質なエントリーを削除、報奨金支払いを停止するといった措置で対処。コンテンツ品質の維持にも力を入れている。
いずれにしろ、いわば勝手に増殖していく多種多様な編集記事の集積体のようなもの。「NAVER まとめ」のメディア性にも注目したい。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年10月14日号掲載)
一般のユーザーが自ら情報のキュレーターとなってコンテンツを構築するため、既存の媒体などではなかなかないようなニッチな着眼点なども盛り込まれる点が魅力となる。例えば『表参道+カフェ』を検索した場合、人気店などが検索の上位に上がりやすいが、その中で、「NAVER まとめ」から『電源コンセントが使える表参道のカフェ一覧』といった情報がまとめられたものもヒットしたりする。そうした多様性にこそ「NAVERまとめ」の優位性がある。
同じキュレーションサービスである「Togetter」や「2ちゃんねる」のまとめ系サイトなどに比べ、いわゆる暇つぶしのネタだけではなく、実用情報やニュース性の高い話題なども幅広くエントリーされ、支持を集めているのも特徴のひとつ。企業体が宣伝やマーケティングなどに利用する例も多い。
一方、サービス利用者が拡大するにつれ、他サイトの内容をほぼそのまま転載し刺激的な見出しをつけただけ、といった悪質なまとめも増え、問題化することにもなった。NAVER側ではまとめを24 時間モニタリングする体制を整え、引用の範囲を超えているなど悪質なエントリーを削除、報奨金支払いを停止するといった措置で対処。コンテンツ品質の維持にも力を入れている。
いずれにしろ、いわば勝手に増殖していく多種多様な編集記事の集積体のようなもの。「NAVER まとめ」のメディア性にも注目したい。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年10月14日号掲載)
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2013/10/12