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三津五郎、人生初の入院で“家族の絆”知る「いいひと月でした」

 すい臓に腫瘍がみつかり、8月末から入院していた歌舞伎俳優の坂東三津五郎(57)が2日、都内で退院会見を行った。「本日午前に無事退院しました」と穏やかな笑顔で報告した三津五郎は、「家族の絆というものを確認できた」と入院生活を明るく振り返った。

退院会見で笑顔をみせる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

退院会見で笑顔をみせる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

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 7月の定期検査ですい臓に腫瘍が見つかり、その後精密検査を行った結果、医師から告げられた病名は「膵臓膵体尾部腫瘍(すいぞうすいたいびぶしゅよう)」、腫瘍は悪性だった。三津五郎は小学校5年の頃、「かわいがってくれた祖母がすい臓がんだった。それ以来その病名は非常に憎い病名として残っていたので、ショックだった」と病名を告げられた当時を回顧。

 9月3日に無事手術を終え、退院までの入院生活は「お見舞いに来てくださる方も拍子抜けするくらい元気」だったと話し、「二人の娘と妹たちが代わる代わる来てくれたし、家族の絆というものを確認できた。そういう意味ではいいひと月でした」と穏やかに微笑んだ。

 報道陣から病気を通し人生観が変わったかとの質問には、「そんなに深刻になっていない」ときっぱり。それでも、「先輩方から預かった荷物を預かったままなので、それを次の世代に早く渡さなければ。それが私の責務だなぁというのが一番思ったこと」と顔を引き締めた。

 11月と12月に行われる『松竹大歌舞伎』、『十二月大歌舞伎』は術後の経過と体力の観点から降板を発表。三津五郎は「意気込んでおりましただけに残念でありません」と悔しさをにじませるも、「しばらくの間は療養に専念します。必ずや、病に打ち勝って元気な姿をご覧いただけますよう精進していく」と最後は力強く語っていた。

関連写真

  • 退院会見で笑顔をみせる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 都内で会見を行った(左から)岡崎哲也取締役、坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 手術した傷跡に手を当てる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

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