宇多田ヒカルが19日、自身のツイッターを更新し、先月22日に死去した母で歌手の藤圭子さん（享年62歳）の思い出を明かしている。

　この日、ソファーの角で足ぶつけて親指のツメが半分かけたことを報告した宇多田は「昔、ママが家の廊下ですっころんで足の小指を骨折するというミラクルを発動したのを思い出した。羊羹にかぶりついて前歯一本抜けたりするし」と生前のエピソードを紹介。加えて「空港で見失って必死に探しまわったら何故かジャマイカ行きの便に平然と並んでるのを発見されたり、ほんと天然で面白い人だったなあ」と母の思い出を綴っている。

　さらに、「光は天使だ、と言われたり、悪魔の子だ、私の子じゃない、と言われたり、色々大変なこともあったけど、どんな時も私を愛してくれて、良い母親であろうといつも頑張ってくれてたんだなと今になって分かる」と感慨深げに振り返り、「今後、精神障害に苦しむ人やその家族のサポートになることを何かしたい」と明かしている。

　今月18日には「やっと友達と出かけられるくらい精神的に落ち着いてきた」と前向きにコメントしていた。